京急アドエンタープライズは2日、「京急 楽・宴ツアー」の第5弾として、久里浜工場で京急乗務員の模擬体験やオリジナルヘッドマーク作成などが行える親子限定「乗務員体験&オリジナルヘッドマークを描いて飾ろうツアー!」を3月20日に実施すると発表した。
今回の企画では、京急電鉄の制帽を着用し、普段立ち入ることのできない乗務員室で、本物の機器に触れつつ、列車到着から発車まで一連の動作を模擬体験することにより、運転士・車掌になった気分を味わえる。運転士体験では、運転士の点検項目であるスイッチ類の確認とブレーキ試験を本物のマスコンで操作でき、車掌体験では本物の車掌スイッチを操作して実際にドアを開閉させ、発車後の車内放送が体験できるとのこと。
参加者全員に世界にひとつだけの実寸大ヘッドマークを描いてもらい、久里浜工場に留置した車両に飾って車両の前で写真を撮影するイベントも実施。普段はヘッドマークを付けることのない車両の留置も予定しており、貴重な撮影体験を楽しめる。
集合場所の品川駅から久里浜工場へ向かう貸切列車は、トイレ付きの1000形新造車両「Le Ciel(ル・シエル)」を使用。募集定員を60名に制限して運行することにより、3密を気にすることなく安心してツアーを楽しめるとしている。
申込みは京急アドエンタープライズのサイトにて、3月2日15時から3月9日17時まで先着順で受け付ける。参加費は大人・こどもの2名(こどもは6~12歳が対象)で1万5,000円。追加1名あたり大人8,000円・こども7,000円の追加料金が発生する。