先日お届けした「カシオ2022年3月発売の新製品を実機写真で!」の新製品情報に加え、G-SHOCK最高峰のMR-Gから新モデル「MRG-B5000」が発表となった。
G-SHOCKの象徴「オリジン」が究極のオリジンへと進化!
G-SHOCKの最高峰ブランドとなるMR-Gから、G-SHOCKの祖であり象徴であるオリジンを極めたモデル「MRG-B5000B」が登場。G-SHOCK初代モデルの「DW-5000C」の理念と形状を先進の金属素材のために再構築、フルメタルオリジン「GMW-B5000」を飛躍的に進化させた。
ラインナップは2モデルで展開。素材の特性を生かして鏡面仕上げを多用し、DLC(Diamond-Like Carbon)コーティングによってDW-5000Cからの伝統であるブラックを想起させる「MRG-B5000B-1JR」(462,000円)。そして、ヘアラインと鏡面仕上げを使い分け、チタンカーバイド処理による美しいシルバーカラーに仕上げた「MRG-B5000D-1JR」(価格:396,000円)だ。いずれも3月12日発売予定。
今回の「MRG-B5000B」は、隅々まで凝った作りになっている。まず、複雑な形状のベゼルパーツは25個の部品で構成。凹凸まで細かく分割することで細部まで完全に研磨板が入り込み、美しい鏡面とシャープなエッジを実現。今までにない高い質感に仕上げた。
また、ケースカバー(サイドベゼル)には、ステンレス製の板バネやシリコーン等の緩衝体を配置。従来のフルメタルモデルを超えた強度を持つ新耐衝撃構造「マルチガードストラクチャー」を実装している。
素材は、サイドベゼルやスクリューバック、バックルに「64チタン」、トップベゼルには純チタンの約4倍の硬度とプラチナと同等の輝きを持つコバルトクロム合金「コバリオン」、そしてバンドには純チタンの3倍の硬度というチタン合金「DAT55G」を採用した。
両モデルとも、フェイスにレンガパターンとレッドのサークルラインを配置、DW-5000Cの雰囲気をそのままに、MR-Gらしい高級感でまとめている。
機能面では、マルチバンド6(世界6局受信の電波時計)とBluetoothによるスマートフォン連携に対応。時計ステータス表示、セルフチェック、自動時刻修正、ワールドタイム都市設定、ホームタイム・ワールドタイム表示入替、タイマー・アラーム設定、携帯電話探索、タイム&プレイス、リマインダーなどが利用できる。
ちなみに、モジュール(ムーブメント)は回路押さえ板に金めっき仕上げを施した、MR-G専用モジュール。駆動方式は光発電のタフソーラー。そのほか、パワーセービング機能や高輝度なフルオートLEDライト(スーパーイルミネーター)を搭載している。
サイズと重さは両モデルとも49.4×43.2×12.9mmで114g。風防は内面反射防止コーティングサファイアガラス、防水性能は20気圧。