トレンダーズが運営する女性向けパラレルキャリア支援サービス「Paranavi(パラナビ)」は2月28日、「働く女性のお金に関する価値観」に関する調査結果を発表した。同調査は2021年12月20日~21日、25歳から44歳の有職女性361名を対象に、インターネットで実施した。
現在の年収を聞いたところ、「300万円未満」(46.0%)が最も多く、「300~450万円未満」(31.9%)、「450~600万円未満」(14.7%)と続いた。有職女性の年収は「450万円未満」が約8割(77.9%)を占めている。
目標年収について聞くと、最も多い回答は「300~450万円未満」(33.0%)だった。2位は「450~600万円未満」(26.0%)、3位は「300万円未満」(20.2%)となっている。「600万円以上」は2割程度(20.7%)だった。
パートナー選びの基準について、コロナ禍で"お金"の優先順位は上がったか尋ねたところ、69.0%が「上がった」と回答した。
自分の年収がパートナーより高いことについてどう思うか聞くと、75.1%は「気にならない」と回答している。前問では、"お金"の優先順位が上がった人が7割を占めたが、パートナーにより高い年収を求めることになったというわけではないことがわかった。
パートナーとの交際・生活費はどうしたいか尋ねると、32.4%が「半分ずつにしたい」、24.9%が「年収に合わせて傾斜配分したい」、22.2%が「状況に合わせて傾斜配分したい」と答えており、「パートナーが全額負担」は17.5%に留まった。