キャリアデザインセンターは2月28日、運営する転職サイト「女の転職type」にて実施した「副業」についての調査結果を発表した。調査は1月25日〜2月7日、女性746人を対象にWeb上でのアンケートにて行われたもの。
まず、副業をしたことがあるかどうか尋ねたところ、66.0%が「ない」、34.0%が「ある」と回答。約3人に1人が副業経験があることがわかった。
副業をやったことがある人に、副業の内容について聞いてみると、「販売・サービス職関連」が35.4%で最多となった。次いで、「事務関連(データ入力、翻訳など)」(26.8%)、「制作関連(ライティング、デザイン、映像など)」(16.5%)、「アフィリエイト、アドセンス」(12.2%)が続いた。
続いて、副業によって月いくらぐらいの収入があったか尋ねてみた。すると、1位は「1〜4万円」(53.8%)、2位は「5〜9万円」(28.1%)、3位は「10〜19万円」(7.2%)という結果に。平均は6.2万円となっている。
副業をやって良かった事については、72.8%が「収入が増えた」と回答。以下、「視野が広がった」(34.6%)、「スキルが身についた」(31.1%)、「人間関係が広がった」(29.5%)が続いた。一方で、副業をやっても「よかったことはない」と感じている人も5.5%いた。
次に、副業経験がない人を対象に今後副業をやってみたいか聞いてみた。すると、「機会があればやりたい」が58.9%で1位となり、次いで「ぜひやりたい」が32.8%で続いた。合わせて9割以上が副業に前向きである事が分かった。
どのような副業をやってみたいかについては、1位「事務関連(データ入力、翻訳など)」(58.1%)、2位「制作関連(ライティング、デザイン、映像など)」(27.8%)、3位「Youtube、SNS系」(24.6%)という結果となっている。
副業をやりたい理由については、1位「収入を増やしたい」(80.9%)、2位「スキルを身につけたい」(44.9%)、3位「視野を広げたい」(40.2%)となっている。
現在の職場で副業がOKかどうかについては、37.1%が「副業OK」、36.0%が「副業不可」という結果に。「わからない」は27.0%となっている。
最後に、副業OKかどうかが転職先を決める際に重要となるか聞いてみた。「あまり重要ではない」が42.6%で最多となっているが、35.5%が「やや重要」、11.3%が「非常に重要」と回答。合わせて46.8%と半数近くが重要であると考えている事も分かった。