ビズヒッツは2月25日、働きながら転職活動をした男女500人を対象とした「働きながらの転職活動に関する意識調査」の結果をもとにしたランキングを発表した。調査期間は、2021年12月11日〜30日。

  • 働きながら転職活動するメリット

まず、働きながら転職活動するメリットについて聞いたところ、1位は「収入が途切れない」となった。回答者は370人。自由回答では、「金銭面で困らない」「生活苦に陥らなくてすむ」「収入を確保したままで転職先を探せる」といったコメントが見られた。

2位は、「精神的なゆとりがある」「ブランクができない」(各72人)がランクインした。「精神的なゆとりがある」と回答した人からは、「安心感が違う」、「ブランクができない」と答えた人からは「キャリアに穴があかない」などのコメントが上がっている。

以下、4位「転職に失敗しても安心」(60人)、5位「じっくり転職活動できる」(56人)、6位「面接で有利」(25人)、7位「現職と比較できる」(23人)、8位「妥協せず仕事を探せる」(20人)が続いた。9位以下には「保険・年金の手続きがラク」などが入っている。

次に、働きながら転職活動をするデメリットについても尋ねてみた。結果、1位は、「時間が限られる」(182人)となった。コメントには、「求人を探すのに苦労した」「とにかく時間がない」などが上がった。

  • 働きながら転職活動するデメリット

2位には、「日程調整が難しい」がランクイン。178人が回答し、1位と僅差となった。「面接や面談などの都合がつけにくい」といったコメントが見られている。

3位は、「職場に気を使う」(73人)。「転職活動が周囲に知られると会社での居心地が悪くなる」「周りには言えない後ろめたさを感じる」などのコメントが上がっている。

以下、4位「会社を休む必要がある」(51人)、5位「体力的にツライ」(42人)、6位「入社日の調整が難しい」(40人)、7位「現職へのモチベーションが低下」(38人)、8位「プライベートの時間が削られる」(33人)がランクインした。

そのほかには、「趣味にあてていた時間や、恋人と会う時間が減ってしまう」などの回答も寄せられている。