テレビ朝日系ドラマ『相棒season20』(毎週水曜21:00~)で、俳優の反町隆史演じる冠城亘のラストエピソードとなる「冠城亘最後の事件―仇敵」が、16日から2週連続の前後編で放送される。

  • 左から水谷豊、反町隆史=テレビ朝日提供

2015年10月14日放送の『season14』第1話で、法務省のキャリア官僚として颯爽と登場した亘。人事交流の一環で警視庁に出向してきた当初はお客様扱いされ、右京からも“単なる同居人”と呼ばれていた。しかし、ともにさまざまな事件の捜査に当たるうち、右京に興味を抱いた亘は『season15』で法務省を辞し、自ら志願して特命係へ。そして7年超という、右京の相棒として歴代最多出演記録を持つ亘がついに旅立ちの時を迎える。

亘が最後に挑む事件は、かつて大物政治家・鑓鞍兵衛(柄本明)への襲撃事件を引き起こした男・京匡平(かなどめきょうへい)の出所から始まる。鑓鞍を仇敵として恨み続ける彼は、獄中でリベンジを誓っていたが、本当に再襲撃するつもりなのか。

この前後編には、政界への返り咲きを狙う元衆議院議員・片山雛子(木村佳乃)、亘の元上司であり、特命係を敵視する法務省法務事務次官・日下部彌彦(榎木孝明)、敵か味方かわからない“怪物”鑓鞍兵衛、その鑓鞍の後ろ盾で内閣情報調査室トップに上り詰めた社美彌子(仲間由紀恵)ら過去特命係と駆け引きを繰り広げ、亘と深い因縁のあるキャラクターが勢ぞろい。また、京の恩人・王隠堂鷹春(おういんどうたかはる)役で勝野洋、その娘・美馬(みま)役で、酒井美紀がゲスト出演する。

亘の卒業に向け、7日からはテレビ朝日の『ゴゴワイド』(毎週月~金 14:00~16:00)枠で「冠城亘セレクション」放送が決定。相棒公式twitterで人気を呼んだエピソードを中心に、右京と亘の軌跡をたどるスペシャルラインナップを届ける。さらに、7年間の亘の活躍を特集した「冠城亘 メモリアルPR」が公式サイト、公式SNSにて2日より公開される。