学研プラスは2月24日、「毎日のドリル はじめてのプログラミング」(990円)と「毎日のドリル プログラミング」(990円)を発売した。
発売したのは、プログラミング的思考である「論理的・創造的な思考力」を楽しみながら身につける事を目的としたドリル。
同書では、プログラミングの基本となる要素ごとに、それぞれの力を伸ばすための問題を収録している。
要素は、ひとつひとつの物事を複数のカテゴリに分ける「分解」、個別の要素を組み合わせて1つの物事にまとめる「整理」、"かつ"や"または"、"〜でない(否定)"に沿って考える「条件」、指示を順番に並べて実行する「順序」、指示の重複を見つけて単純化する「繰り返し」、ルールに応じて指示を選択・実行する「場合分け」、与えられた値をもとに指示を実行する「関数」、要素を組み合わせて問題を解決する「アルゴリズム」の8つに分類している。
きらきらした表紙が特徴で、問題にもカラフルで親しみやすいイラストを多く取り入れている。ぎょうざの作り方などの日常的な要素も取り入れた内容で、小学生でも取り組める内容となっている。
巻末にはScratchJrを扱うページも収録している。ScratchJrは、ブロックを組み合わせることでキャラクターを動かしたり、オリジナルのゲームを作ったりできる5歳〜7歳向けのプログラミングツール。同書の問題を解いて身につけたプログラミング的思考を使って、ゲーム作りも楽しめる。
さらに、「毎日のドリル」シリーズ付属の無料アプリでは、ドリルの得点を記入していくとキャラクターを育てる事が出来る機能も搭載している。