Agooraが運営する職業仕事のポータルサイト「ジョブ図鑑」は3月1日、「就業状況と仕事に対する本音についてのアンケート調査」の結果を発表した。調査期間は2022年1月26日~28日、調査対象は2022年1月時点で就業している個人、有効回答は300人。

就きたくない職種、1位「営業」

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現在就業中の仕事に満足しているか尋ねたところ、過半数の53.6%が「満足していない」と回答。一方、「満足している」人は46.33%だった。

就きたいと思う職種を聞くと、1位は「事務・管理」(29.67%)で、男女別ランキングでも首位を獲得。以下、2位「医療・福祉・介護」(17.67%)、3位「教育・保育・公務員・農林水産」(15.33%)、4位「その他」(12%)、5位「専門職」(10%)と続いた。

一方、就きたくないと思う職種の1位は「営業」(43%)で、男女とも最多票を集めた。次いで2位「医療・福祉・介護」(23.33%)、3位「建築・土木技術職」(22%)、4位「ITエンジニア」(19.67%)、5位「技術工・設備・交通・運輸」(19.33%)となった。1位の「営業」に次いで、女性では「ITエンジニア」、男性では「医療・福祉・介護」などが相当敬遠されており、同調査では「これらは、いわゆる3K『きつい、汚い、危険』な職種と認識されているようだった」と推測している。

仕事選びにおいて重視することトップ3は、1位「給与・賞与」(68.33%)、2位「仕事内容」(50.67%)、3位「職場の雰囲気」(28%)となった。

また、子どもの頃から希望していた仕事に「就けた」人は20%(60人)で、男性18人、女性42人と性別で倍近い差があることがわかった。