XiaomiのハイコストパフォーマンスブランドであるPocoは2月28日、「POCO X4 Pro 5G」「POCO M4 Pro」のスマートフォン2機種を発表した。3月2日からAliExpressなどでの早期販売がスタートしている。日本での取り扱いについては不明。
POCO X4 Pro 5G
2021年に835万台を出荷した「POCO X3 Pro」の後継となる「POCO X4 Pro 5G」は、パフォーマンスに注力した前モデルに対し、バッテリー/ディスプレイ/カメラ/ユーザー体験にもフォーカスした製品。カラーはレーザーブルー/ポコイエロー/レーザーブラックの3色。重量は205gで、厚さ8.12mmのスリムボディだ。
ディスプレイは6.67インチのAMOLEDで、リフレッシュレート120Hz、タッチサンプリングレート360Hzの高速を誇る。コントラスト比4,500万:1、最大輝度は1,200nitsでDCI-P3対応と表示性能も十分だ。
カメラは1億800万画素のメインカメラ、800万画素の118度超広角カメラ、200万画素のマクロカメラという3眼構成。メインカメラのセンサーは1/1.52インチと大型のもので、9画素の情報をまとめて画像の1ピクセルを生成するビニングを行い、高品質の写真を撮影することができる。
バッテリは5,000mAh。67Wのturbo chargingに対応し、41分でフル充電が可能という。同梱の67Wの充電器は、本機だけでなくノートPCやゲーム機など、さまざまなデバイスで利用可能だ。
SoCはQualcomm Snapdragon 695。OSはAndroid 12ベースのオリジナルUI、MIUI 13を搭載する。
早期販売は3月2日から開始。早期販売価格は、RAM 6GB/ROM 128GBモデルが269ユーロ、RAM 8GB/ROM 256GBモデルが319ユーロとなる。
POCO M4 Pro
もうひとつの新製品が「POCO M4 Pro」。すでに発表済みの「POCO M4 Pro 5G」の5G非対応版といったような位置付けになる製品のようだ。カラーは、パワーブラック、ポコイエロー、クールブルーの3色。
ディスプレイは6.43インチのAMOLEDで、解像度は2,400×1,080ドット。リフレッシュレートは90Hz、タッチサンプリングレートは180Hz。最大輝度は1,000nitsで、DCI-P3をカバーする。
バッテリは容量5,000mAhで、33Wの急速充電により61分でフル充電が可能。カメラは6,400万画素のメインカメラと超広角/マクロの3眼構成。インカメラは1,600万画素。SoCはMediaTek Helio G96を搭載する。
こちらも3月2日から早期販売が開始となる。早期販売価格は、RAM 6GB/ROM 128GBモデルが199ユーロ、RAM 8GB/ROM 256GBモデルが249ユーロとなる。