NTTドコモは3月1日、デジタルコンテンツ等の購入代金を携帯料金と合算して支払える「ドコモ払い」のサービスを、6月1日より「d払い」に統合すると発表した。これにより、ドコモ払いでのデジタルコンテンツ料金等の支払いでdポイントがたまり、またdポイントで支払いができるようになる。
この統合にあたってユーザーの手続き等は必要なく、これまで「ドコモ払い」として処理されていた請求は6月1日以降の利用分について「d払い」として請求されることになる。ただし、dポイントをためたり利用したりするには、dポイントクラブへの登録が必要。
「d払い」への変更後は、支払額200円につき1ポイント(付与率0.5%)のdポイントが付与される。なお、従来の「ドコモ払い」加盟店は、統合後も従来通り「d払い」の支払い方法としての「クレジットカード払い」および「dカード払い」(後述)は利用できない。
なお、今回の統合と同時に、d払い利用時のdポイント進呈条件も変更される。d払いの支払い方法の「クレジットカード払い」は、「dカード」「dカード GOLD」で支払いを行う「dカード払い」と、それ以外のクレジットカードで支払いを行う「クレジットカード払い」で区別されるようになる。
「クレジットカード払い」の場合は、d払い(コード決済)・d払い(予約・注文)の場合、支払い金額に応じたポイントの進呈(200円につき1ポイント)の対象外となる。また、d払い(ネット)・d払い(予約・注文)の場合、電話料金合算払い/dカード払い/d払い残高からの支払いの場合のポイント進呈が「100円につき1ポイント」から「200円につき1ポイント」となり、クレジットカード払いはポイント進呈の対象外となる。
また、「クレジットカード払い」設定時のdアカウントごとの利用可能額も変更となる。従来は登録クレジットカードの利用限度額がd払いの利用限度額となっていたが、6月1日以降は、dアカウントの本人確認が完了していない場合毎月5万円まで、dアカウントの本人確認が完了している場合は毎月50万円までが利用上限となる。