ワークポートは2月24日、「自身のキャリア形成」に関する調査結果を発表した。調査は2月8~14日、同社を利用する全国の男女ビジネスパーソン470人を対象にインターネットで行われた。
調査結果は以下の通り。まず「コロナ禍以前と比べて自身のキャリアについて考える機会は増えたか」聞くと、「増えた」(74.0%)、「減った」(2.1%)、「変わらない」(23.8%)となった。
そして、「キャリアに不安を感じるか」尋ねると、「とても不安」(36.2%)、「やや不安」(46.2%)、「あまり不安ではない」(15.7%)、「まったく不安ではない」(1.9%)だった。
次に、「ゼネラリスト(管理職)とスペシャリスト(専門職、技術職)のどちらのポジションでキャリアを積んでいきたいか」と聞くと、「スペシャリスト」(49.4%)、「ゼネラリスト」(50.6%)となっている。
ョンでキャリアを積んでいきたいか|
なお、ゼネラリスト志望の声では、「年齢が上がるとともに、管理職需要の方が高くなるから」(40代男性/マーケティング)、「どんな時代でも業界でもマネジメントスキルは役立つため」(30代女性/マーケティング)、「特化すると選択肢を狭める可能性がある」(30代男性/マーケティング)、「より大きな仕事に取り組みたいから」(20代女性/機械系エンジニア)、「経営者になりたい」(30代男性/管理系)などの声があった。
また、スペシャリスト志望からは、「企業に依存しない働き方をしていきたいから」(20代男性/品質改善)、「フリーランスになりたい」(30代男性/製造)、「手に職を持っていた方が安定するから」(30代女性/建築土木)、「出世よりもやりがいを重視したい」(30代男性/営業)、「管理職になることのメリットを感じられないため」(30代女性/事務)などのコメントが寄せられている。
さらに、「キャリアを積むためにどんな働き方を選びたいか」と聞くと、「会社員として働く」(51.7%)、「会社員をしながら副業する」(41.3%)、「起業・独立する」(7.0%)という結果だった。