「ひな祭りにお雛様を飾りたいけど、置き場所もないし出すのも大変」「実家に置きっぱなしになっている」などと、雛人形を出すのをちゅうちょしている人も多いのでは? そんな方にお勧めしたいのが、簡単に作れて気軽に飾れる折り紙の雛人形です。
簡単にひな祭り気分が味わえる雛人形を、折り紙で作ってみませんか? 本記事では、ひな祭りの雛人形やぼんぼり、菱餅などを折り紙で作る方法を解説します。リース飾りにも使える、桃の花の作り方や折り紙の選び方も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
簡単! ひな祭りの飾りで使える、折り紙の作り方
早速、折り紙で簡単に作れる雛人形やぼんぼり、菱餅の折り方を紹介していきます。
雛人形(お雛様)の折り方
まずは、簡単に作れる雛人形の折り方を紹介します。
1.折り紙を裏にして下側の3分の1を折ります。
2.右側の3分の1を左側に折ります。
3.裏返して、重なっている角の部分を折ります。
4.裏返したら顔をかいて完成です。
ぼんぼりの折り方
簡単なぼんぼりの折り方を紹介します。
1.折り紙を三角に折ります。
2.もう一回三角に折ります。
3.袋の部分を写真のように開きます。
4.反対側も同じように袋の部分を開きます。
5.四隅を写真のように丸く折ってぼんぼりの完成です。
ぼんぼりの足の折り方
折り紙でぼんぼりの足を作る方法を紹介します。
1.折り紙を半分に切ります。
2.中央に向けて左右から折ります。
3.下の部分を写真のように折り返します。
4.さらに半分に折ります。
5.左右を中央に向けて写真のように折ります。
6.下の部分を左右両方とも広げて開きます。
7.裏返して、ぼんぼりの足の完成です。
ぼんぼりと組み合わせて飾ってみましょう。
菱餅の折り方
菱餅の折り方をご紹介します
1.折り紙を三角に折り、写真のように折り目をつけます。
2.折り紙を開きます。
3.写真のように折ります。
4.上部を写真のように折り返します。
5.折り目がついたら戻します。
6.右下角を折り目に向けて折ります。
7.左下角は写真のように折ります。
8.裏返します。
9.ピンクと白で同じものを作ります。
10.同じ間隔に並べてテープで留めます。
11.裏に返して完成です。
菱餅の土台の折り方
菱餅をのせる土台の折り方を紹介します。
1.写真のように折り目をつけます。
2.ふたつ折りにします。
3.下半分を写真のように折ります。
4.折り目がついたら「2」の状態に戻して下半分を写真のように折ります。
5.左下も同じように折ります。
6.広げます。
7.左右の下の角を写真のように折ります。
8.上の部分をかぶせるようにして下向きに折ります。
9.裏返して下の部分を写真のように折り返します
10.上に残っている部分を写真のように折り曲げます。
11.袋のようになっている部分に指を入れて写真のように開きます
12.左側も同じように開きます。
13.左右を写真のように折ります。
14.上部の左右は写真のように折ります。
15.裏返して完成です。
土台と菱餅を組み合わせて飾りましょう。
折り紙で作る、ひな祭りの桃の花
飾り付けやリース作りなどにも使える、折り紙で桃の花を作る方法をご紹介します。
1.半分に折ります。
2.右下角を折って戻し折り目をつけます。
3.戻したら右上の角を折って折り目をつけます。
4.左下の角を写真のように折ります。
5.写真のように内側へ折ります。
6.右下の角を写真のように折ります。
7.写真のように裏側に折ります。
8.赤線の部分をはさみで切ります。
9.開くと桃の花になりました。これをつなぎ合わせてひな祭りのリースにしてみましょう
ひな祭りの飾りで使う折り紙の選び方
ひな祭りの飾りで使う、折り紙の選び方も押さえておきましょう。
多色で千代紙入りの折り紙を選ぶ
選ぶ色やデザインに決まりはありませんが、多色セットの折り紙を選ぶとバリエーションが出て仕上がりがきれいになります。和風の模様や京友禅の着物柄をモチーフにした千代紙を選べば、雛人形が豪華になるでしょう。
サイズをチェックする
折り紙には、7.5cm、15cm、35cm角など、さまざまなサイズがあります。基本的には15cm角で問題ありませんが、サイズを変えれば異なる雰囲気を楽しむことも可能です。
両面が使えるかどうかも大切
裏面にも色や柄が施されている折り紙を選べば、完成したときに裏面から見ても楽しめます。一般的な折り紙の裏は白地ですが、裏面が柄や淡色、両面ともしま模様になっているタイプなどもあるのでチェックしてみましょう。
家族で折り紙のひな祭り飾りにチャレンジしてみよう!
ひな祭りの雛人形や飾りつけは折り紙でも作れます。簡単に作れる折り紙も多いので、家族でチャレンジしてみてはいかがでしょうか。室内を折り紙で飾って、桃の節句をお祝いしましょう。