Lenovoは2月28日、スペイン・バルセルナで開催中の国際展示会「MWC 2022」にあわせて、第12世代Intel Coreプロセッサで刷新したノートPC「ThinkPad X1 Extreme Gen5」を発表した。EUなどでは6月から発売予定で、価格は2,749ユーロから。
ThinkPad X1 Extreme Gen5は、極めて高い性能を要求するワークロードや最高のパワーを求めるユーザーのために設計したというノートPC製品。今回発表されたモデルでは、プロセッサに新しく第12世代Intel Coreシリーズを採用したほか、グラフィックスのオプションには最上級モデルとしてNVIDIA GeForce RTX 3080 Tiも用意。CPUとGPUに液体金属サーマルペーストを用い、冷却機構にベイパーチャンバーを搭載したことで大きく性能を引き上げたとしている。
そのほか、最大64GBもの大容量DDR5メモリや、4TB×2の大容量SSD搭載オプションも用意。ディスプレイはアスペクト比16:10の16型で、WQUXGA解像度や165Hz対応モデルもラインナップする。最大構成時の主な仕様は以下の通り。
- OS:Windows 11 Pro
- プロセッサ:第12世代Intel Core i9-H Series vPro
- メモリ:64GB DDR5 4800MHz
- ストレージ:4TB PCIe Gen 4 SSD×2(8TB)
- ディスプレイ:16型WUXGA / WQXGA / WQUXGA / WQUXGA タッチ対応
- オーディオ:Dolby Atmos Speaker System
- カメラ:FHD 1080p Infrared Hybrid camera with shutter
- バッテリー:90Whr
- セキュリティ:dTPM 2.0
- インタフェース:HDMI 2.1×1、USB-A 3.2 Gen 1×1、Thunderbolt 4×1、
- ワイヤレス機能:Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、WWAN Cat20 5G
- サイズ:W359.5×H17.9×D253.8mm
- 重さ:1.87kg
- 価格:2,749ユーロ