コンピュータエンターテインメント協会、日経BP、電通は、「東京ゲームショウ2022(TGS2022)」の開催概要を発表した。今年は幕張メッセで開催するとともに、公式番組などのオンラインコンテンツも充実させる。会期は2022年9月15日(木曜)から18日(日曜)までの4日間。15日が10時から17時まで、以降が10時から18時まで。なお、15日と16日をビジネスデイに設定するが、16日(金曜)の14時から一般来場者の入場が可能だ。
TGS2022のテーマは「ゲームは、絶対、とまらない。」に決定。いろいろな楽しみが日常から奪われていくなかで、ゲームはいつも毎日を照らしてくれ、これからもずっとみんなを明るくし続けるんだ――という強い覚悟をテーマに込めた。
リアル会場(幕張メッセ)では、政府や自治体などが定める新型コロナウイルス感染拡大防止の方針や対策に基づき、来場者数の上限を設けてチケットを販売する予定。また、若年層のワクチン接種状況が不透明のため、安全面を考慮して、小学生以下の入場を受け入れないことを決めた。チケット情報は2022年7月ごろに発表される。14時から入場できる「PMチケット」も発売するという。
エリアは、幕張メッセの1~8ホール、国際会議場を使用。想定小間数は1,500を予定するが、出展の申し込み状況によっては会場の拡大も検討するという。密にならない空間を作っていくため、会場内の人数をキャパシティの50%に抑制。それぞれのエリアが制限人数を超えないように、すべての出入口に入退場を感知するセンサーを設置して、リアルタイムで来場者数を管理する。さらに、小間内における人数にも制限を設けるという。試遊エリア、ステージ観覧エリア、待機エリアすべてにおいて1人当たり1平米以上のスペースを確保するレギュレーションを設定する。
また、会場には、これまで実施していたイベントステージの代わりに、公式番組を配信するスタジオを会場内に設置予定だ。
オンラインでは、YouTubeやTwitter、ニコニコで配信する公式番組を継続するとともに、各出展者のブースやブース内のステージの様子をTGS公式公式チャンネルで配信できる仕組みを用意する。バーチャル空間の「TOKYO GAME SHOW VR 2022(TGSVR2022)」も実施する予定だ。
また、今回からは新たに「Steam特設会場」を設置。出展社は、タイトルの情報発信、販売体験版無料トライアルのプロモーションなどに活用できる。
そのほか、のゲーム業界で最もホットなトピックを扱うセッション「TGSフォーラム2022 基調講演」、インディーゲームの登竜門的ピッチコンテスト「SENSE OF WONDER NIGHT 2022」、優秀なコンピュータエンターテインメントソフトウェアを選定・表彰する「日本ゲーム大賞2022」、日本eスポーツ連合(JeSU)主催のeスポーツに関するビジネスカンファレンスイベント「JeSU主催 eスポーツカンファレンス」、TGSの展示ブースをツアーガイドとともに紹介する「オンライン体験ツアー」などの企画も用意する。
BtoB分野では、国際会議場にビジネスミーティングエリア、ビジネスラウンジを用意するほか、ビジネスセミナーもリアルで開催。BtoB分野においても、ハイブリッド対応を実施し、オンライン出展、商談、セミナー視聴が可能だ。