ビザ・ワールドワイド・ジャパンは2月25日、「キャッシュレス決済と現金利用」に関する調査結果を発表した。調査は12月17~20日、全国の20~60代男女800人を対象にインターネットで行われた。
調査結果は以下の通り。まず「利用頻度が高い決済手段」を聞くと、「クレジットカード」(42.9%)、「現金」(27.1%)、「QR・バーコード支払い(Paypay・LINEPayなど)」(18.3%)、「その他電子支払い(ID・QUICPay・Suicaなど)」(6.8%)、「デビットカード」(4.3%)、「プリペイドカード」(0.6%)となった。
また、「キャッシュレス決済と並行して、現金を使うことがありますか」と尋ねると、「はい」(63.4%)、「いいえ」(36.6%)だった。
次に、「生活の中で現金を使うことが多い場所はどこですか」と聞いたところ、「スーパーマーケット」(53.5%)、「自動販売機」(43.6%)、「飲食店」(37.9%)、「コンビニエンスストア」(36.3%)、「レジャー施設」(20.7%)、「交通機関」(17.0%)、「公共料金」(15.0%)、「ショッピングモール」(14.6%)、「ECサイト」(4.5%)、「その他」(5.9%)という結果だった。
そして、「現金で支払いする理由」を聞くと、「現金の方がスピーディーだと思うから」(36.4%)、「店舗がキャッシュレス対応していなかったから」(31.8%)、「特に理由はない」(27.8%)、「手持ちの現金が多かったから」(19.9%)、「カードやモバイル端末の不具合(残高・充電不足など)」(4.0%)、「その他」(2.0%)となった。
さらに、「日常生活の中で手元に現金がない時、不安を感じますか」と聞いたところ、「感じる」(43.5%)、「どちらかといえば感じる」(41.9%)、「どちらといえば感じない」(12.1%)、「感じない」(2.4%)という結果だった。