Sexy Zoneの佐藤勝利が、25日に放送されたラジオ番組『VICTORY ROADS』(bayfm/毎週金曜21:30~22:00)に出演。KinKi Kidsの堂本光一が主演を務める舞台『Endless SHOCK -Eternal-』で、ライバル役に抜擢された心境を語った。
今年4月と5月に東京・帝国劇場、9月に福岡・博多座で上演される同舞台。東京公演で、堂本のライバル役を務める佐藤は、昨年11月にオファーを受けたことを明かし、「Sexy Zoneのマネージャーさんが“打ち合わせです”って、会議室に座って。何か言いたげな顔をするんだけど、何も言わず」と述懐。マネージャーは無言のまま、『Endless SHOCK』の映像作品を差し出したそうで、「何も言わないマネージャーさんの真剣な顔を見て、『SHOCK』決まったんだなって。“え? 出るんですか?”って言った気がする。そうしたら、無言でうなずかれて……。“何か話してよ!”って思うよね(笑)」と振り返っていた。
また、佐藤は、真剣な表情を浮かべるマネージャーを前に、「なんとなくライバル役かな?」と思いつつ、「憧れの舞台でもあるから。年齢的にもまさか、ライバル役を自分ができるとは思ってるわけではないから」ということを悶々と考えていたそう。「でも、マネージャーさんも無言なので。こっちは、何も分からないの。“え? ライバル役?”って聞いたら、また無言でうなずいて……。“話せよ!”って(笑)」と、オファーを聞いたときの状況を明かしていた。
その日の夜、『Endless SHOCK』の映像作品を鑑賞したという佐藤。「感慨深いんだよね。また見え方が違うというか。劇中歌で『ONE DAY』っていう曲があって、“きっと夢は叶う”とか……。すごくリンクしましたね」としみじみ。ジャニー喜多川さんが手掛けたミュージカル『ジャニーズ・ワールド(現:ジャニーズ・アイランド)』以来となる帝国劇場出演にも、「色んな思いがある」と言い、「“帝劇に立ちたい!”っていう夢が、“今は立たない”っていう選択肢をしたから……。だから、帝劇を去った自分が、また出させてもらえるっていうのは、やっぱりあのときの夢だったし」と、本音を打ち明ける場面もあった。
最後は、主演だけでなく、同舞台の作・構成・演出も手掛けている堂本に対して、「自分が『SHOCK』に出れるとは思ってなかったけど、光一くんが僕を引っ張り上げてくれたっていう感じがして」と心から感謝。また、東京公演は全57公演、上演期間は約2カ月にもおよぶが、堂本からの「勝利ならいけるだろ」という激励の言葉も明かしつつ、「暖簾、作ってくれないかな(笑)? 光一くんに、めちゃくちゃ作ってほしい。楽屋に掲げたいもん。今度、言ってみよう~」と楽しそうに話していた。
なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。