毎朝何時何分にiPhoneを使い始めたか記録されている、という話は本当です。ただし、アプリやWEBサイトの利用状況を自動的に記録する機能「スクリーンタイム」を有効にしておかなければなりません。
『設定』→「スクリーンタイム」画面でスクリーンタイムを有効にすると、以降起動されたアプリの仕様状況が細かく記録されます。どのアプリが何時何分に起動されたか、どれだけの時間使用されたか、何件の通知が届いたかが記録され、それぞれを振り返ることでiPhoneの使いすぎ防止に役立ちます。
毎朝何時何分にiPhoneを使い始めたかは、『設定』→「スクリーンタイム」→「すべてのアクティビティを確認する」の順に画面を開き、「持ち上げ」項目を見ると確認できます。初期設定では週単位の統計情報が表示されるため、画面上部にあるタブを「日」に変更してみましょう。「持ち上げ」項目の内容も日単位に切り替わります。
日単位に切り替えた「持ち上げ」項目には、表示している日の0時以降最初に持ち上げた時刻と、持ち上げた合計回数、持ち上げたあと最初に起動したアプリとその回数が表示されます。iPhoneを手にして最初に利用したアプリは何か、その頻度はどれくらいかがすぐにわかるため、特定のアプリに対する依存度を推し量ることができます。
さらに、持ち上げて最初に起動したアプリの詳細画面を表示すると、そのアプリに当日届いた通知件数を確認できます。持ち上げた回数と通知件数の相関関係、つまり届いた通知をきっかけにアプリを起動したかどうかが、この情報からわかります。
スクリーンタイムは、iPhoneがどのように利用されているかを正確に把握することで、特定のアプリに対する過度な依存の防止に役立ちます。朝一番に起動したアプリがゲームやSNSで、その持ち上げ回数が尋常でない場合、iPhoneとの付き合いかたを考え直したほうがいいかもしれませんよ。