サードウェーブは、15.6インチサイズのバリューシリーズノートPC「THIRDWAVE VF-AD5」を2月24日に発売した。標準構成時の価格は49,980円。全国のパソコン専門店ドスパラ店舗およびドスパラ通販サイトで販売する。
同製品は「リーズナブルなプライスゾーン、実用的な機能を持った製品」というコンセプトのもと開発した15.6インチのノートPC。PCに求められる「実用性」にかかわる主要機能部分の充足や、使いやすさに着目した設計を行いつつ、高級感のある外観、求めやすい価格設定を意識して開発した。
シルバーカラーの本体に、ロゴを表示しない天板のデザインを採用。キーボードは「フルサイズの文字入力部分」とのバランスを考慮し、「タテ・細目」のテンキーを新たに設計した。「ネイルチップ(付け爪)・テンキー」と呼称するこのテンキー部分は、幅を一般的なテンキーより狭め、指と同等の幅でありながら、縦寸は他のキーと同じサイズを維持。指の腹の高さで上下のキーを誤打する可能性を低減させるよう設計された。また、3列配置でありながら、「+」「-」「*」「/」「.」など文字以外のキー配置は「109Aキー」キーボードでの位置関係を極力崩さずに維持することで、従来のフルサイズキーボードの環境を再現した。
さらに、タッチパッドにボタン長押しでテンキー機能を呼び出せる仕組みを搭載。機能オンと同時にタッチパッド部に淡くテンキーエリアの表示が灯りる。氷結した窓ガラス越しに見える灯を模して「フロスト・パッド」と名付けられたこの機能は、マウスを接続した状態でも「一等地を有効活用する」という発想から生まれたという。
CPUにはIntel CeleronシリーズN5100を搭載。一般的なテキスト処理や、大規模複雑なマクロ処理を伴わない表計算、テキスト文書に添付するレベルの画像編集処理、一般的なWebアプリケーションを操作可能だ。
また、6Wという低消費電力設計CPUのため、CPUファンを搭載しておらず、ファンの排気音は発生しない。バッテリー駆動時間は13時間。インターフェースはは左右面にUSB 3.2 Type-Aを各1つずつ振り分けて配置し、左にUSB 3.2 Type-Cポート、右に USB 2.0 Type-Aポートを搭載する。USB Type-Cポートは、USB PD電源、Display Port 1.2映像出力に対応。左側にはフルサイズのHDMIポートを、右側には指紋認証ユニットを搭載した。
そのほか、Webカメラは目線に近いディスプレイ上部に設置。プライバシーシャッターを搭載しており、WEBカメラの消し忘れによるプライバシー流出を防止する。
本体サイズはW359.0×D235.0×H17.1mm、重さは約1.7kg。ディスプレイ解像度は1,920×1,080ドットのフルHD、リフレッシュレートは60Hz、非光沢ワイド画面。メモリは4GB LPDDR4x、ストレージは128GB eMMC。着脱式ケーブルのUSB PD方式の45Wアダプターが同梱する。