◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
エコライター・エディター:曽我 美穂
子どもの頃から環境問題に関心を持ち続け、英語学校の広報を勤めながらライター活動を開始。2008年にエコライター・エディターとして独立。雑誌やウェブサイトの編集、撮影、執筆や、企業のCSR支援をおこなっている。主なテーマはサステナブルな暮らしやSDGs、環境問題。
私生活では2009年生まれの娘と2012年生まれの息子の二児の母でもある。現在、富山県在住。All Aboutエコ家事ガイド。
お茶やコーヒーの温度を長時間キープしてくれる「ステンレスボトル」。この記事では、ステンレスボトルの選び方と人気おすすめ商品をご紹介します。軽量のミニサイズから大容量まで、サーモス・象印などさまざまなメーカーから厳選しました。
ステンレスボトルの選び方
飲み物を手軽に持ち運べ、幅広いシーンで活躍する「ステンレスボトル」。自分に合っているボトルはどんなタイプかわからず、選ぶのに迷っていませんか?この記事では、エコエディター・エコライターの曽我美穂さんに、ステンレスボトルの選び方とおすすめの商品について取材しました。
日常使いをするときに便利なポイントなどをご紹介します。ぜひ、選ぶときの参考にしてみてくださいね。ポイントは下記7点。
【1】用途に合わせて容量を選ぶ
【2】フタのタイプで選ぶ
【3】飲み口のタイプで選ぶ
【4】保冷・保温機能で選ぶ
【5】携帯性で選ぶ
【6】デザインで選ぶ
【7】そのほかの注目しておくべきポイント
それではチェックしていきましょう。
【1】用途に合わせて容量を選ぶ
ステンレス水筒には、コンパクトタイプから大容量タイプまであります。無理なく活用できるように、用途にぴったりな容量を選びましょう。ここでは、それぞれの容量の特徴をご紹介します。
通勤・通学バッグに入れるなら300~350mlを
通勤・通学時に喉の渇きを癒す目的でステンレス水筒を選ぶなら、コンパクトサイズがいいでしょう。300~350mlのコンパクトサイズなら、通勤・通学バックにすっぽり収まり、カバンの見た目もスマートです。
300~350mlのなかでも軽量なものを探せば、無理なく持ち運びできるので、毎日大活躍してくれますね。
アウトドアで過ごすなら900~1,000mlを
アクティブにアウトドアで過ごすことが多いなら、検討してほしいのは900~1,000mlです。1,000ml程度の飲み物をひとり分として用意しておけば、山でもビーチでもたっぷり楽しめます。さらに、大きな容量のステンレス水筒もありますが、持ち歩きするには重たく感じるでしょう。
スポーツクラブやジムに汗を流す際にも使い勝手のいい容量です。アクティブなライフスタイルを送る人の必需品として活躍してくれるはず!
【2】フタのタイプで選ぶ
ステンレスボトルのフタのタイプにより、使いやすさが異なってきます。自分が使うシーンにあった形状を選びましょう。
片手で使えるワンタッチタイプ
片手でワンタッチするだけでフタが開き、直飲みできるのがワンタッチタイプ。仕事、スポーツやドライブなど活動を中断しないで、スピーディーに水分補給をすませたい人にぴったりです。
飲み口はやさしい口あたりでこぼれにくい設計になっているのがポイント。どこでもサッとスマートに喉をうるおせるので、1本持っておくととても便利です。
密閉性が高いスクリュータイプ
フタを回して開け閉めするタイプ。ワンタッチ式とちがって両手で開け閉めする必要がありますが、密閉性が高いので保温・保冷にすぐれています。
【3】飲み口のタイプで選ぶ
最近のステンレスボトルは直飲みスタイルのものが一般的です。飲み口の広さや形状、素材などによって飲みやすさが大きく変わってきますので、それぞれのタイプの特徴を見ていきましょう。
飲み口が狭いタイプ
飲み口の狭いタイプは、飲みこぼしがしづらく子どもから大人まで使いやすいのがメリット。飲み物が一気に出てこないように、流れ出る飲み物の量を調整してくれる中フタがついているタイプが便利です。
また、実際に唇が触れる部分の材質選びも大事です。熱い飲み物でも口元が熱くならないポリプロピレン製の飲み口なら、熱い飲み物でも飲みやすいでしょう。
飲み口が広いタイプ
飲み口が広く大きく開いているステンレスボトルは、大きな氷も入れることができるので、とくに夏場に重宝するでしょう。
ただし、流量を制御する中フタがないタイプが多く、気をつけて飲まないと飲み物をこぼしてしまうこともあるので、大人向きかもしれません。
冷まして飲めるコップタイプ
とくに寒い季節には、屋外で熱い飲み物をいただけるとうれしく感じるもの。とはいえ、アツアツの飲み物を直飲みするとやけどしてしまうこともあります。子どもに冷まして飲ませることを考えている人には、コップタイプがいいでしょう。
フタを兼ねたコップ自体にも、保冷・保温作用のある素材を使っていれば、飲み物の好みの温度をより長く楽しめます。
上を向かずに飲めるストロータイプ
夏場に子どもと外出するときに便利なステンレスボトルといえば、ストロータイプです。上を向かずに飲めるため、子どもも飲みやすいのがポイント。
大人でも、首を後ろに傾けて大きな水筒から飲むのは美しくみえない……そんな恥ずかしさを感じる人にもぴったり。ストロータイプなら、人前でも美しい所作で水筒から水分補給できます。
【エキスパートのコメント】
ストロー式や先が細い飲み口のステンレス水筒は、熱い飲み物を吸うと危険なので、たとえステンレス製でも冷たい飲み物しか入れられません。とはいえ、使いやすさを重視して小さいお子さん用に保冷水筒として選択されるならそれもアリです。
しかし、せっかく買うのなら、熱い飲み物も冷たい飲み物も入れられる飲み口の水筒を買った方が、いろんな場面で活用できるのでお得です。家で水筒につめた温かい飲み物を、数時間後の外出先で温かさをたもった状態で飲むのは、至福のひとときですよ。
【4】保冷・保温機能で選ぶ
ステンレス水筒は、2種類に分けられます。保冷・保温として販売されているものと、保冷専用のものです。いずれにしても保温・保冷効力を重視するなら真空断熱2重構造になっているものを選ぶとよいでしょう。また、フタがスクリュー式のような密閉性の高いタイプの方が、より保温・保冷効力が高くなります。
なお、保温や保冷効力は、商品パッケージ等に記載された6時間後の温度(例えば「保温効力 71℃以上(6時間)」)で確認が可能。消費者庁が定めた基準に則って各メーカーが計測・表示しています。
消費者庁ホームページはこちら
【5】携帯性で選ぶ
本体重量を含めた全体の重さや取っ手付きなどの、持ち運びのしやすさも選ぶポイントになります。自分の使うシーンに合わせて使いやすいタイプを選びましょう。
必要な容量と本体重量をチェック
カバンの中に入れて持ち運ぶなら、それほど重量は気にならないかもしれませんが、手で持ち運ぶことがある場合には、できるだけ軽いものを選んでおくのがよいでしょう。全体の重さを決めるのは、ボトルの容量と本体重量。
最近では、小型・軽量のステンレスボトルもたくさん発売されていますので、使い方にあわせて容量を決めてください。
ストラップやハンドルつきは持ち運びに便利
ステンレス水筒には持ちやすいハンドルが付いているものや、ストラップ付きもあります。大容量の水筒は重量感があるため、持ち歩くことを考えるなら、ストラップ付きを選びましょう。
ストラップで肩から下げられれば、水筒で手を塞ぐことがないので、山歩きなどに専念できます。ストラップがない場合は、ストラップ付きカバーを購入すれば、オリジナルのテイストをくわえられますね。
【6】デザインで選ぶ
持ち歩くものだからデザインはとても大事です。さまざまな製品が販売されているので、オフィスで使用することが多い人はシンプルなもの、お子さんにはかわいいデザインのものなど、豊富なデザインがあるからこそ選択肢が多いのも魅力ですよね。
カラーバリエーションがたくさんあるタイプなら、好きな色を選ぶのもひとつの手です。
【7】そのほかの注目しておくべきポイント
容量、保冷と保温、ふたや飲み口のタイプ、デザイン以外のポイントをまとめてご紹介します。長く使っていくうえで、チェックしておきたいポイントとなります。
フタが分解できて洗いやすいものが便利
【エキスパートのコメント】
水筒は使い捨てのペットボトルなどと異なり、使うたびに洗う必要があります。飲み口のパーツも多く、洗いにくい構造だと汚れが落としにくく面倒です。さらに、使用後に放置するとカビなどが付きやすいというリスクもありますので、なるべく洗いやすいものを選びましょう。
また、定番の型であればパッキンなどのパーツだけを買っておき、茶渋などで汚れてきた場合に交換することもできます。パーツだけを買うことができる型かどうかも、買うときにチェックしておくと良いです。
フタがしっかり締まり、水漏れしないかどうか
【エキスパートのコメント】
「水筒」と書かれたものは基本的には漏れないものが多いのですが、フタが斜めに締まってしまい、しかもそれがわかりにくい水筒だと、カバンの中で逆さや横になると漏れる場合があります。急いでいる朝でも、フタを正しく水平に締めやすい水筒かどうかを、買う前にしっかり確認しておきましょう。
保護カバーなどの付属品の有無
学校のクラブ活動でも大活躍するステンレス水筒。ステンレス水筒は、子どもがぶつけてしまったり落としたりすると、すぐにヘコんでしまい、見た目が残念なことになりがちです。
ステンレス水筒をいつまでもキレイに使いたいなら、保護カバー付きのものを選びましょう。保護カバーは自宅で洗濯できるものだと、いつも清潔感をたもてます。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)