俳優の岡田浩暉が、TBS系日曜劇場『DCU』(毎週日曜21:00~)の第7話(3月6日放送)にゲスト出演することが25日、発表された。

  • 笠原英伍役の岡田浩暉

TBSと海外プロダクションが共同で制作する本作は、水中の捜査に特化した架空の組織「DCU(Deep Crime Unit)」を舞台にしたオリジナルドラマで、水にまつわる事件・事故とそこに隠された謎に迫るウォーターミステリー。「DCU」は、Deep Crime Unit(潜水特殊捜査隊)の略称で、海上保安庁に新設された水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団。隊長・新名正義を阿部寛、新名とバディを組むダイバー・瀬能陽生を横浜流星が演じている。

死んだと思われていた成合(吉川晃司)が姿を現し、ラストで視聴者を驚愕の渦に巻き込んだ第5話。ついに動き出した成合とそれを追う新名(阿部寛)だが、続く第6話(2月27日放送)では水族館を舞台にした新たな殺人事件が発生する。DCUが捜査に乗り出すが、決定的な証拠が見つからず新名の焦りの色は濃くなるばかり。事件の様相に期待の声が高まる中、第7話(3月6日放送)のゲスト出演者が発表された。

岡田が演じるのは、瀬能(横浜流星)の父親の元部下で、現在は東都重工海洋研究所の博士である笠原英伍(かさはら・えいご)。笠原は第6話ゲストの明日海りお演じる水族館プロデューサー・根岸那由と共に、リモートダイビングVRを開発した責任者。幼い頃の瀬能を知る人物で、第7話で新たに起こるリモートカメラを悪用した事件の捜査に協力する。瀬能の父を知る人物が、今後DCUにどのように関わっていくのか。

岡田は、昨年活動を再開したバンド・To Be Continuedでデビューし、1994年にはTBSドラマ『もしも願いが叶うなら』で俳優としても活躍の場を構築。以降、音楽活動を続けながらドラマ、映画、舞台と演技の仕事でも高い評価を得ている。日曜劇場の初出演作品は、2013年に放送された『半沢直樹』。以降、『IQ246~華麗なる事件簿~』『ブラックペアン』『下町ロケット』と数多くの作品で実力を発揮してきた。本作主演の阿部寛とは『下町ロケット』以来の共演となる。今回は水中捜査官と技術開発者として、再びタッグを組むことになった阿部と岡田が繰り広げる白熱のシーンに期待が高まる。

岡田と伊與田英徳プロデューサーのコメントは以下の通り。

■岡田浩暉

『下町ロケット』の時にご一緒させていただいた阿部さんやスタッフの皆様と、また素晴らしい作品に携わらせていただけることに興奮と共に身の引き締まる想いでした。 全体としてスピード感のあるセリフ回しの中で、関わってきた人との関係性や、科学に対する想いを台詞に滲ませることが物語の深みに繋がると感じました。 とても緊迫したスリリングなお話に、手に汗握ってご視聴いただけるよう頑張りたいと思います。

■伊與田英徳プロデューサー

何度もご一緒させていただいている大好きな俳優さんです。毎回、お芝居のテイストが違って驚かされています。同時に、独特の世界観を醸し出されていて、それは岡田さんにしか出せない雰囲気だと思っています。 今回はさらに今までの岡田さんとは違ったイメージの役になっていますし、物語の重要なキーマンでもあります。ぜひお楽しみにしていただければと思います。

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