ソニー損害保険は2月24日、「はじめてのマイカーに関する調査 2022」の結果を発表した。調査は1月14日~19日、はじめてのマイカーを3年以内に購入した18歳~39歳の男女1,000名(男女各500名)を対象にインターネットで行われた。
調査によると、はじめてのマイカーを購入する前も「車を運転していた」人は、男性で58.4%、女性は48.8%。
マイカーを購入する前、どのようにして車を運転していたかを聞いたところ、「親の車を借りていた」(81.0%)が突出して高く、次いで「レンタカーを使っていた」(11.6%)、「カーシェアを使っていた」(6.3%)、「兄弟姉妹の車を借りていた」(6.0%)と続いた。居住地別にみると、都市部ではレンタカー・カーシェアのサービス利用環境が整っているためか、「レンタカーを使っていた」「カーシェアを使っていた」がどちらも17.6%と、地方(順に10.3%、4.0%)と比べて高かった。
次に、はじめてのマイカーを購入したきっかけを聞いたところ、「就職」(36.5%)が最も多く、次いで「欲しい車ができた」(12.0%)、「引越し」(9.4%)、「結婚」(8.3%)、「妊娠・出産」(7.8%)という結果に。
また、はじめてのマイカーを選ぶ際に行った行動を聞くと、「販売店に見に行った」(65.4%)が突出して多く、次いで「試乗した」(25.3%)、「中古車販売サイトを閲覧した」(19.2%)、「家族から話を聞いた」(18.9%)、「メーカーの公式サイトを閲覧した」(12.2%)と続いた。
次に、マイカー購入の予算について調査を行った。その結果、はじめてのマイカーの購入検討当初に設定した予算(税金や車両登録費用などの諸費用は含めない車両価格)は、平均178.5万円という結果に。
一方、実際の購入金額は、「100万円~150万円未満」(20.5%)や「200万円~250万円未満」(20.7%)に回答が集まり、平均で187.4万円と、当初の予定よりも8.9万円ほど高い結果となった。
最後に、「はじめてのマイカーを購入して、想定外だったことはありましたか?」と質問したところ、46.9%が「あった」と回答。具体的には、「納車までの期間が長かった」(30.1%)や「初期費用(税金や登録料など)が高かった」(26.7%)が上位に。そのほか「維持費(保険料や駐車料金など)が高かった」(19.2%)、「燃費が悪かった」(15.1%)、「荷室が狭かった」(8.5%)といった意見があがった。