BIGLOBEは2月24日、「Z世代の意識調査」の結果を発表した。調査は1月27日~28日、全国の18歳~25歳の男女600名、および比較対象として30~60代の男女200名を対象にインターネットで行われた。
「働き方」に関して複数の質問をしたところ、「残業の少ない会社で働きたい」は74.8%、「リモートワークができる会社で働きたい」は67.5%、「週休3日制で働きたい」は65.8%、「フリーランスなど会社に勤めない働き方」は53.5%と、Z世代は柔軟な働き方に関心を示していることがうかがえた。
また、「お金」に関する意識としては、「自分の収入に(やや)満足している」Z世代(有職者のみ)は37.7%にとどまり、「日本の年収はもっと高くていいと思う」は77.6%、「日本経済の先行きに不安を感じる」は74.6%、「老後に生活できるお金をためる自信がない」は64.2%にのぼったほか、「お金があれば幸せになれると思う」も70.2%となった。
続いて、「デジタル機器やサービス」に関して聞いたところ、73.9%が「スマートフォンやインターネットがないと生きていけない」と回答。また、「スマートフォンやインターネット、デジタル機器を使いこなせる」は71.8%、「SNSは社会生活の中で不可欠だ」は66.6%、「スマートフォン依存など、デジタル機器の使い過ぎを自覚したことがある」が68.5%にのぼるなど、上の世代と比べ高い結果となった。
最後に、「Z世代への期待」について質問をしたところ、「自分たちの世代が、日本の将来を明るくする存在として、他の年代から期待されていると思う」については、「あてはまる」「ややあてはまる」が39.3%という結果に。「Z世代に過度な期待をしないでほしい」については67.8%と約7割にのぼった。