俳優の神木隆之介と柴咲コウがW主演を務める映画『ホリック xxxHOLiC』(4月29日公開)の本予告映像が24日、公開された。
同作はCLAMPによる同名コミックの映画化作。人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が視えてしまう孤独な高校生・四月一日(神木)は、ある日一羽の蝶に導かれ、不思議な【ミセ】にたどり着く。妖しく美しい【ミセ】の女主人・侑子(柴咲)のもとで暮らし【ミセ】を手伝うようになった四月一日は、同級生の百目鬼やひまわりとも仲を深めていき、悩みを抱えた人々と出会ううち、想像を超える大事件に巻き込まれていく。
映像は四月一日が「死にたい理由は特にない。生きていたい理由はもっとない」という呟きとともに黒い”アヤカシ”から路地裏を逃げ回るところから始まる。蝶に導かれた先で不思議な【ミセ】に迷い込み、妖しく美しい女主人・侑子と出会った四月一日は「何かを得るには対価が必要。あなたのいちばん大切なものを差し出さなくてはー」と囁かれ、“アヤカシ”が視える能力を消し去り普通の生活を送るという願いの対価として、“いちばん大切なもの”を差し出すことを求められる。
同級生の百目鬼(松村北斗)、ひまわり(玉城ティナ)や、ミセに棲む謎の少女・マル(DAOKO)、モロ(モトーラ世理奈)らと日々を過ごし“大切なもの”を見つけようとする四月一日に、“アヤカシ”を操る女郎蜘蛛(吉岡里帆)、アカグモ(磯村勇斗)が怪しく忍び寄る映像も。映像として初登場となる女郎蜘蛛と、映画オリジナルキャラクターであるアカグモの妖艶な色気や、四月一日と百目鬼が発光する矢を構え女郎蜘蛛と対峙するバトルシーン、そして侑子が告げる「すべての出来事には意味がある」という言葉など、気になる内容となっている。
さらに本作の主題歌をSEKAI NO OWARIが手掛けることが決定し、書き下ろされた「Habit」は、蜷川監督の“今を生きる若者たちへの優しさを込めてほしい”というオーダーに応えた楽曲に。あわせて公開されたポスタービジュアルには「願いを叶えるには、代償が必要。さあ、あなたの願いは?」という、侑子の印象的なセリフが引用されたコピーが配され、個性的なキャラクターたちが登場。ビジュアルを使用したムビチケが3月4日から発売される事も決定し、ポスタービジュアルと、各キャラクターの特写写真を使用したクリアファイルの先着特典も発表された。
SEKAI NO OWARI コメント
今まで写真作品という形では何度もご一緒した事のある蜷川監督と、今度は映画を通じて新たなコラボレーションが出来ることをとても嬉しく思います。
SEKAI NO OWARIの普段はあまり見せない一面を表現した楽曲「Habit」を、映画の妖艶な世界観とともにお楽しみください。
(C)2022 映画「ホリック」製作委員会 (C)CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社