女優の満島ひかりが、俳優の木村拓哉が主演を務める4月クールのテレビ朝日系新ドラマ『未来への10カウント』(毎週木曜21:00~)でヒロイン役を務めることが25日、明らかになった。
木村が脚本家・福田靖氏と『HERO』シリーズや『CHANGE』ぶりにタッグを組む同作は、木村演じる「生きる希望を完全喪失している男・桐沢祥吾」が、高校ボクシング部のコーチになったことで熱を取り戻し、再生していくさまを描く青春スポーツ・エンターテインメント。
満島が演じるのは、不本意ながらもボクシング部の顧問を押し付けられたシングルマザーの高校教諭・折原葵。「私、知らないことがあると気持ち悪いんです」と知識のなかったボクシングに興味を覚え、生徒たちの熱い思いに触れることで、ボクシング部に肩入れしていく。とにかく真面目でまっすぐな性格の葵は、覇気がまったく感じられない桐沢の心にも、目が覚めるようなパンチを連発。次第に桐沢へ好意を抱き始めることに。
木村とのドラマ共演は『月の恋人〜Moon Lovers〜』(10年)以来2度目となる満島だが、物語全体を通して密に芝居を交わし続ける本格共演は今回が初めて。「木村拓哉さんとの共演はもう、BIGギフトです。うれしくて緊張して、落ち着かなきゃ、とまだ少し興奮気味です。木村さんには、いつも青い炎を感じていました。同じドラマを作るチームになれて最高の気分です」と喜びを語る。対する木村も「先日、トーク番組で満島さんが『私は、やりたいと思ったことはやる女です』とおっしゃっていて、『マジかよ(笑)!?』と。これはセッションしてみないと、本当にどうなるか分らない(笑)! 未知数なだけに、本当に楽しみです」と期待を明かした。
満島は演じる折原葵について「ボクシングのことを知らずに部活の顧問になってしまう葵ですが、桐沢さんや生徒、先生達の色んな“熱”に触れて、たくさんの感動に出会ってゆきます」と説明し、「誰かの胸の内に宿る“熱さ”を見た時、人が人を動かし、熱くなるものに背中を押される、見る方のエネルギーになるドラマ、この恵まれたチームと楽しんでがんばりますね!」と意気込みを語った。