キヤノンは2月24日、大容量インクタンク「GIGA TANK」搭載のビジネス向けインクジェットプリンター「GX5030」を発表した。価格はオープンで、キヤノンオンラインショップでの販売価格は60,500円。3月中旬より発売する。
2021年5月発売の「GX6030」から高さを約16mm低くしたコンパクトモデル。より空間の狭い場所へ設置しやすくなっている。インクシステムは、特大容量タンク「GIGA TANK」を採用。全色顔料インクなので、文書、封筒、長尺ポスター、ラベル用紙などの印刷に適している。
インクボトルあたりのA4文書印刷枚数も多く、ブラックインクボトルで約9,000枚、カラーインクボトルで約21,000枚を印刷できる。インクコストはA4モノクロ文書1ページあたり約0.8円、A4カラー文書1ページあたり約2.2円と低い。
印刷速度は、A4カラーが約15.5ipm、A4モノクロが約24.0ipm。ファーストプリントもA4モノクロで約7秒、A4カラーで約8秒と高速だ。給紙枚数は、給紙カセットに250枚(普通紙)、後トレイに100枚(はがきは40枚)をセットしておける。
主な仕様は、最高解像度が600×1,200dpi、総ノズル数が4,532(顔料ブラック/C/M/Yが各1,024、顔料BKが各1,280)。インタフェースは10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n無線LAN、USB 2.0。本体サイズはW399×D639×H332mm(使用時)、重さは約9kg。