身に着けているブランドやコーデから可愛さパーフェクト女子をオジサン視点で観察・分析していくコミック「今日、駅で見た可愛い女の子。」(COMICポラリス)。なぜか乙女アイテムに精通した亀山正太郎(37歳)が、電車内で見かけた七海ひかる(17歳)が身に着けているブランド名などを的確に言い当てていきます。しかし、いろいろと思い込みも多いようで…。そして、根本的にヨミ間違えていたこととは?
「今日、駅で見た可愛い女の子。」(1/2)制服編
そう、 ネタばれになりますが、七海ひかるはナント可愛い女子高生ではなく、可愛い男子高生だったのでした。これにはフォロワーからも、驚きの声や落胆の声、そして逆に萌えちゃっている声まで集まりました。
「お、男の娘???」「そ、そういうことなのか?!」「ラストコマで声出た」「悲しいと何故か思った」という人たちから、逆に「グハァかわいい」「すぅぅぅきぃぃぃぃ」「男の娘だと、ありだな」と萌えあがっている人たちまでいろいろ。作者の さかなこうじさんお話を伺いました。
■作者に聞く
……世の中には本当に女性に見える男性が増えてきましたが、思うことはありますか。
その方々の行き着く先が女性化なのかはわかりませんが、選択肢が増えたのはいいことだと思います。男性用のスキンケア用品やメンズメイクなどすごく増えましたね。肌トラブルに悩む方は本当に多いので、自分をケアするのに躊躇いがなくなるなら素敵だと思います。
……男子が女子の恰好をするすることに、リアリティをもたらすために工夫した点はありますか(リプライにも喉仏を描いていることへの指摘がありましたが)
ひかる自身女の子になりたいキャラではないので、喉仏などそういった特徴を隠さないようにしています。二話でも肩幅を目立たなくしているのはシルエットのためで、立ち方などは割と男の子です。
……女の子を描いていてもほんとは男であると知って描いておられわけですが、可愛い女(実は男)の子を描く心理とはどんなものでしょうか。
特に何も変わらないですね。この漫画はひかるが重要なので、読んでくださった方がひかるのことを可愛い!と思ってもらえるように描いています。
ひかるは「女の子になりたいキャラ」ではなく、自分の基準で「キレイ」や「カワイイ」を追求しているだけなのですね。こっそり、ひかる萌えになっちゃているみなさん、くれぐれも勘違いしないようにしましょうね。
▼「今日、駅で見た可愛い女の子。」(1/2)制服編
「今日、駅で見た可愛い女の子。」(1/2)
— さかなこうじ (@osushi_survival) February 4, 2022
制服編 pic.twitter.com/cyOoKjBsRt