俳優のムロツヨシが出演する、NTTドコモの新CM「U30 ロングプロレス」編が、25日より放送される。
新CMは、プロレスのリングを舞台にムロが実況者として登場。赤のスーツに身を包んだ「ドコモ」と黒い覆面の「プライス」が世紀の一戦を繰り広げるといった内容だ。ゴングがなり、早速「プライス」を攻める「ドコモ」。プライスダウンを取るも、家計圧迫固めで返り討ちにされてしまう。厳しい戦況の中、ドコモが必殺「U30 ロング割固め」を繰り出し、見事勝利。あまりの激闘に、思わず熱くなってしまったムロがリングに乱入し、実況を届ける。
撮影では、実際のプロレスリングを設置。リングロープやマットまで本物同様のものを使用しており、アルバイトでプロレス会場を設営していたこともあるというムロは、その作り込み具合にとても驚いた様子だった。また、ムロはエキストラに「カットがかかるまでいけー︕」と声をかけたり、手拍子を扇動して盛り上げたりしながら現場ではOKを連発し、演技の引き出しの多さをみせた。
■ムロツヨシインタビュー
――実況者役について教えてください。
実況役は(今まで)おそらくないと思います。プロレスの実況みたいなのは楽しかったです。昭和生まれなので、昭和のプロレス中継をインターネットで探して真似事にならないようにがんばりました。
――CM内での役について。
あんまり決まりきった狭い考えではなく、役を広げようと思って。リングにも上がっていいアナウンサーだったので、それは実際にはないんでね(笑)。そこは自由にやらせていただきました。今回の監督とは(撮影を)何回もやっていますので、「ここ遊ぶな、あいつ」と思われた時はカットがかかりません。さっき(現場で)繋いだのを見てみたら全部切られていました。それは良いんです。そういう関係性で(笑)。そういう関係性で上手くやっていけたらなと思っています。
――特製のプロレスリングはいかがでしたか?
本物のリングだったんですよ、バネとか。赤に装飾されているのでかっこいいなと思いました。実は撮影の合間(ロープで)遊んでいました、一人で。