ティーピーリンクジャパンは2月21日、無線LANルータ「Archer C6」のアップグレードモデル「Archer C6 V3.2」を発表した。2月28日から発売し、店頭予想価格は3,390円前後。
従来モデル「Archer C6 V2」を、IPv6 IPoE対応にしたWi-Fi 5(IEEE802.11ac/a/b/g/n)準拠の無線LANルータ。IPv6 IPoEが利用可能となったことで、最大通信速度(理論値)が5GHz体で867Mbps、2.4GHz体で300Mbpsの合計1,167Mbpsに強化された。セキュリティも最新規格のWPA3をサポートする。
推奨利用環境の目安は、戸建て住宅で3階建てまで、マンションなら4LDK程度。最大接続台数は15台。4本の外部アンテナを備え、離れた場所にあるデバイスに集中的に信号を送るビームフォーミングに対応。複数デバイスとの同時通信が可能なMU-MIMOと組み合わせて、広範囲で快適なWi-Fi環境が得られるとしている。TP-Link OneMesh対応の中継器と連携することで、シームレスなメッシュ環境も構築可能。
ルータのセットアップや管理には、専用アプリ「Tether」を使用。保護者による制限機能として、不適切なコンテンツのブロックや1日のインターネット時間の制限なども設定できる。無線LANセキュリティは、WPA3、WPA/WPA2-Enterprise、WPA2、WPAに対応。有線インタフェースは、Gigabit Ethernet対応LAN×4基、WAN×1基。本体サイズはW230×D144×H35mm。