全国で223店舗(2021年12月末時点)を展開中の「赤から」に韓国料理のテイストを加えた新コンセプトのお店「赤からソウル」が東京・恵比寿に新登場。果たしてどんな料理が待っているのか? 早速足を運んでみた。

  • 赤からソウルならではのアラカルトが楽しめるセットメニューもあり

「赤から」×「韓国料理」のハイブリッド型店舗

「赤から」を運営している甲羅によると、「赤からソウル」は昨今の韓流ブームもあり、「赤から」に韓国料理の要素を盛り込んだハイブリッド型として開発したという。1号店の浜松初生店、2号店の札幌すすきの店が順調なことから、関東初進出として2022 年1 月30 日に「赤からソウル恵比寿西口店」をグランドオープンした。

  • 恵比寿駅西口から歩いてすぐのビルの3Fにある「赤からソウル」

「赤からソウル」の看板メニューは、「赤から」名物の「赤から鍋」の辛味噌と韓国の代表的なスープでもある「コムタン」をあわせたスープで、具材にフレッシュトマトやインスタントラーメン、キムチなどを加えたピリ辛味の「赤からソウル鍋」(1人前 1,408円※1人前より注文可)。

今回は特別にセットメニュー(1人前2,519円※2人前から注文可)の「赤から鍋」を「赤からソウル鍋」に代えてもらい、セットメニューと共にいただいた。

  • 辛味噌とコムタンをあわせたスープは旨辛で絶妙な味

お店の場所は、恵比寿駅西口を出て徒歩3分ほどに位置するビルの3階。赤からの雰囲気を残しつつ韓国の異国情緒を感じる明るい雰囲気の店内では、Kep1er(ケプラー)「WA DA DA」、BTS「Outro: EGO」、YooA (OH MY GIRL)「Bon Voyage」といった曲がBGMで流れていて、K-POPのトレンドが気になる人も楽しめそう。

  • 明るく楽しい雰囲気の店内ではK-POPがBGMで流れていた

具材どっさり「赤からソウル鍋」

「赤からソウル鍋」は、「小・中・大」からお好みの辛さを選ぶことができる。今回は「中辛」をチョイスした。これは通常の「赤から鍋」だと3番にあたる辛さだそうだ。

テーブル上のコンロに置かれた鍋を見ると、具材がどっさりのっていた。国産牛ホルモン、名古屋コーチン入りつくね、トッポギ、ウインナー、キムチ、チーズ、トマト、豆腐、油揚げ、ニラ、キャベツ、ラーメン。普通の鍋だとシメとしてラーメンを入れたりするが、「赤からソウル鍋」では最初からインスタントラーメンがドーンと真ん中に鎮座している。

  • 「赤からソウル鍋」は具材たっぷりで見た目もカラフルでポップ

上に乗ったチーズがトロトロに溶ける様子を想像しながら、待つこと数分間。ふたをあけると、赤いスープの中で具材がグツグツと煮えていた。う~ん、良い匂い。では、いただきます!

もしかしてものすごく辛いかも……と思いながらスープをひと口。意外とそんなに辛くはなかった。というより、野菜の旨味が出ていてほんのり甘みもある美味しさだ。

  • グツグツ煮えるソウル鍋はイイ匂い!

トマトの酸味も加わってどこか爽やかですらある。モチモチのトッポギ、プルプルなホルモンが美味い。結構ボリュームもあって、食べ応えもたっぷり。最初は辛くないと思ったものの一人前食べ切る頃には汗だくになっていた。これは新陳代謝にも良さそう。

  • 鍋の中から麺をグイーーーンと伸ばして器の中へ

また、セットメニューには海苔の味とシャキシャキな大根が美味しい「赤からソウルサラダ」、赤マヨ、ヤンニョムなどからフレーバーを選べる「クリスピーチキン」、まったりねっとりした濃い味と食感がクセになる「ソウルegg」、フライドポテト、本日のデザートなどがついてくる。

  • ねっとりした濃い味がクセになる「ソウルegg」


「赤からサムギョプサル」(1人前1,639円※1人前より注文可)、「赤いUFOチキン」(1人前 1,199円※2人前より注文可)、「赤からソウル冷麺」(649円)等々、気になるメニューも多数そろっている。まだまだ寒い季節、旨辛な「赤からソウル鍋」で美味しくあたたまってみては?

■Information
赤からソウル恵比寿西口店
【場所】東京都渋谷区恵比寿西1-9-3恵比寿入船ビル3F
【営業時間】月~金曜日   17:00~23:30(L.O.22:45)
      土・日・祝日  15:00~23:30(L.O.22:45)
【定休日】無し