オリジナルキャンピングカーを販売するホワイトハウスが、千葉ロッテマリーンズのお膝元である幕張メッセでキャンピングカー「マリーンズキャンパー」を初公開した。ロッテファンはもちろん、全プロ野球ファンから注目を集めそうな1台はなぜ誕生したのか。話を聞いてみた。
マリーンズ愛にあふれる1台
「マリーンズキャンパー」は、ホワイトハウスが手がける人気の軽キャンパー「N-VAN コンポ キャビン」にマリーンズ愛あふれる装飾を施した1台。ベース車両はホンダの軽自動車「N-VAN」だ。スペシャルラッピングや塗装など、内外装のいたるところに千葉ロッテマリーンズのイメージがあしらわれているのが最大の特徴となる。
なかでも、こだわりを最も強く感じたのがエンブレムだ。通常であればホンダの「H」だが、「マリーンズキャンパー」ではなんとマリーンズの「M」に換装されている。これはファンにとって胸熱ポイントになるだろう。
キャンピングカーが新たな野球グッズに?
これだけ手の込んだクルマであれば、企画をしたのも熱い千葉ロッテファンに違いない。そう思い、ホワイトハウス キャンパー横浜の深澤冬樹さんに話を聞いてみた。
――なぜ「マリーンズキャンパー」を製作しようと考えたんですか?
深澤さん:製作のキッカケは、ポニーキャニオンから新しい野球グッズをクルマで作れないかとご相談いただいたことです。それは面白いということで、製作をスタートさせました。
――ジャパンキャンピングカーへの出展発表が2月1日ですが、これはプロ野球がキャンプインするタイミングを狙ったんでしょうか?
深澤さん:すべてを狙ったわけではないですが、いいタイミングなので、なんとか間に合わせたいという思いはありました。お披露目はジャパンキャンピングカーショーからですが、実はすでに、リリースを見た岩手県の方からお問い合わせをいただいています。まだカタログもない状態だったので、驚きました。
――早くも注目されているわけですね。どんな風に乗ってほしいですか?
深澤さん:やはりマリーンズファンの方に買っていただいて、地方球場などへの応援に出かけていただきたいです。もし、このクルマが何台かずらっと並んでいたらすごいですね。
「マリーンズキャンパー」の販売価格はグレードによって異なり、最安値は356.29万円から。千葉ロッテファンの方はぜひチェックしてほしい。