KDDIは2月22日、学生がデザインした服飾作品の3DCGモデルをデジタル展示する「XR Fashion Exhibition」を、コンセプトショップ「GINZA 456 Created by KDDI」(以下、GINZA 456)1階展示スペースにて開始した。会期は2022年3月31日まで。
ベルエポック美容専門学校の学生が制作した洋服のデザインを、東京ファッションテクノロジーラボの協力のもと、スマートグラスを通して生地感などを確認できるように3DCGでデジタル化し展示する。
展示会場となるGINZA 456では、スマートグラス越しにデジタル作品を鑑賞。実際に近づいたり回り込んだりしながら、その場に作品が存在するかのような体験が行える。「au XR Door」アプリを通じて、自宅など会場の外でも展示を見られる。
なお、この展示会は2021年11月からKDDIのクリエイティブチーム「au VISION STUDIO」と渋谷未来デザインが共同で実施するプロジェクト「Fashion meets Technology in SHIBUYA」の第1弾。年間4万5,000トンの端材などを排出するアパレル業界の廃棄課題の理解を促進し、廃棄物の発生しないモノづくり体験の機会を学生に提供することを目的としている。