NTTドコモは2月22日より、サムスン製「Galaxy S20 5G SC-51A」「Galaxy S20+ 5G SC-52A」「Galaxy Note20 Ultra 5G SC-53A」の各製品をAndroid 12に更新するOSアップデートの配信を開始した。
それぞれのOSアップデート所要時間の目安と更新後のソフトウェアバージョンは下記のとおり。
Galaxy S20 5G SC-51A
- アップデート所要時間:約40分(Wi-Fi利用)、約71分(PC利用)
- 更新後のソフトウェアバージョン:SP1A.210812.016.SC51AOMU1CVB1
Galaxy S20+ 5G SC-52A
- アップデート所要時間:約40分(Wi-Fi利用)、約74分(PC利用)
- 更新後のソフトウェアバージョン:SP1A.210812.016.SC52AOMU1CVB1
Galaxy Note20 Ultra 5G SC-53A
- アップデート所要時間:約40分(Wi-Fi利用)、約80分(PC利用)
- 更新後のソフトウェアバージョン:SP1A.210812.016.SC53AOMU1CVAB
OSアップデートに伴う主な更新内容は次のとおり。いずれも3機種共通だ。
プライバシー強化
カメラ/マイクの利用中にアイコン画表示され、アプリがカメラ/マイクを利用していることが一目でわかるようになる。また、位置情報の利用を許可する際、正確な位置情報の許可とおおよその位置情報の許可を使い分けられるようになり、用途ごとに利用する位置情報の粒度を選択できるようになる。
ポップアップウィンドウのピンオプション
アプリをポップアップ表示している際に、ヘッダーから「ピン」オプションを選択できるようになる。「ピン」オプションを選択すると、ポップアップウィンドウが常時表示になり、簡単にアクセスできる。
ビデオコラージュ
ギャラリーアプリからコラージュを作成する際に、動画も混合でコラージュを作成できるようになる。動画ファイルは最大4件まで追加可能。
カスタマイズされたディスプレイモード
ディスプレイモードとして、「高コントラスト」モードと「拡大して表示」モードが選択できるようになる。
「高コントラスト」モードは、ダークモード/高コントラストフォント/高コントラストキーボードの設定をオンにし、アニメーションを削減、さらに透過度とぼかしを減らす設定。「拡大して表示」モードは、フォントサイズと画面ズームを一段階大きくし、ハイライトボタン/太字フォントの設定をオンにするもの。「標準」モードを指定すると、これらの設定はリセットされる。
その他の改善される事象
その他の改善として、カメラのシングルテイクモード設定画面でシャッターボタンが表示される事象が改善され、セキュリティパッチが更新される。セキュリティパッチレベルは2022年2月となる。セキュリティアップデートの細かい内容は「Androidセキュリティ速報 - 2022年2月」を参照のこと。またこのほかに、製品をより快適に利用するための更新や一部仕様・表示の変更などが含まれる。