俳優の勝地涼が、きょう21日に放送されるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『ドクターホワイト』(毎週月曜22:00~)第6話の見どころなどを語った。

  • 勝地涼=カンテレ提供

勝地演じる夏樹は、“少々イヤミな性格であり、患者にも毒を吐く、プレイボーイな女好き”という、CDTの中でも際立ってクセが強いキャラクター。第6話は、解散の危機に立たされているCDT内で、内紛が勃発。夏樹(勝地)がライバルJAMからスカウトを受けたことで、西島(片桐仁)とケンカに。さらに、混迷するCDTは、これまでで最も難しい病名診断を迫られることに…。

コメントは、以下の通り。

――夏樹を演じていて思うこと

夏樹のクセの強いキャラクターを2話でちゃんと描いてくださったので、それは自分的にはやりやすかったです。これくらいまでやっていいサジ加減がわかったというか。2話で、こういったキャラクターですよって伝えられたかなと思うので、それ以降は、やりすぎなくても十分伝わるなと思いました。そのバランスみたいなものは意識して演じています。あとは、現場にいるみんなが、それぞれ達者な方たちなので、変に自分がゴールを決めなくても、パスパスパスでつなげられるメンバーなので、すごくやりやすいです。

――主演の浜辺美波さんについて

浜辺さんは、主演としてすごいなと感心させられる部分が多いです。まず、セリフが多く、医療用語、さらに白夜っぽくいうには、抑揚をつけずサラーと言わないといけない。単純にセリフが多いだけではない、一筋縄ではいかないセリフ覚えになると思うんです。大変だとも言わずに、さらっと演じている姿を見ていて、みんなも引っ張られてる部分はあるかなと思います。疲れたという顔も一切見せずに、明るくいてくれるから、すごく元気をもらえます。

――研修医・佐久間役の高橋文哉さんとの仲の良いSNS動画が話題です。高橋さんご本人も、勝地さんに“高橋きゅん”と呼んでいただいたり、気にかけていただいてありがたいと話されていましたが、雰囲気作りとかを意識されてのことでしょうか?

単純に、“高橋きゅん”がかわいいからです(笑)。すごくかわいいですよね。とはいえ、ただ単にかわいがっているわけではなくて、彼の『これからやってやるぞ』っていう気概というか、そういったものを僕はすごく感じるんです。これは、本人には全く言ってないですけど、切り替えがちゃんとできる子で、流されていないというか。若くてかわいくて、キャピキャピしてるっていうよりは、ここでもっとこういう芝居をしたいとか、勝負したいというか、そういったものを感じるんです。なので、応援したくなりますね。

――6話の見どころ、視聴者へのメッセージをお願いします。

僕が演じる夏樹先生は、最初は、“こいつはチームの一員になれるのか?”というところから始まり、回を重ねるごとに少しずつ変わっていきます。表面的に見ると、言い回しが面白かったり、すごくキザでっていうのがありますけど、それだけではなく、夏樹は、自分が見たもの、信じたものは信じられるというか、素直さがある人だなと思います。白夜さんのすごさをみて、悔しいとかではなくて、自分が足りてない部分もあるなって、素直に認められる。夏樹先生の愛情表現は、わかりづらいですけど、実はめちゃくちゃピュアで、一回信頼したら筋を通すひと。そういったブレない魅力がより分かる回だと思いますので、ぜひご注目いただけたらと思います。