女優の山本千尋が、ABCテレビのドラマ『封刃師(ふうじんし)』(ABC毎週日曜23:25~、テレビ朝日毎週土曜26:30~※ほか地域でも放送中、見逃し配信あり)に、次回放送の第7話から出演する。

  • 山本千尋 (C)ABCテレビ

人の心の闇が作り出す“穢刃”(けがれやいば)と、その穢刃を封印する“封刃師”(ふうじんし)の闘いを描く本格アクション活劇『封刃師』は、「劇団☆新感線」座付き作家で『髑髏城の七人』シリーズなどを生み出してきた中島かずき氏が、「早乙女太一の殺陣」をテーマに書き下ろしたオリジナル作品。中国でも同時配信(MIGUで1月15日より放送開始)されており、世界から注目を集めている。

山本演じる新・封刃師の御厨伊吹(みくりや いぶき)は、穢刃との数多の戦いの末、穢れが溜まってしまった御沙神駆(おさがみ かける/早乙女)の代わりとして封刃師に任命された物語のキーマン。2つの鞘を自由自在に操る二刀流の使い手で、駆を抹消するべく追い詰めていく。

主人公の駆と壮絶なアクションシーンを繰り広げるこの役は、早乙女自ら山本を指名。幼い頃から中国武術を学び、世界ジュニア武術選手権大会で金メダル受賞の経歴を持つアクション女優・山本はどんな殺陣を見せるのか。

第6話では、穢刃を生み出す黒幕“フードの男”の正体が、死んだはずの元封刃師・悟堂真(ごどう しん)だったことが判明した。両親を亡くした幼き駆を引き取り、一人前の封刃師に育てあげた駆の師匠・悟堂はなぜ生きているのか、なぜ穢刃を生み出し続けるのか。駆は尊敬するかつての師匠・悟堂と最終対決の覚悟を決める。

そんな悟堂は、映画『キングダム』や『狂武蔵』で超人的な剣術を見せ、若手俳優のアクション指導やハリウッド映画のアクション監督を手掛けるアクション界のトップランナー・坂口拓が演じる。

山本、坂口、早乙女のコメントは以下の通り。

■山本千尋

私が上京して初めて見た舞台が劇団☆新感線さんの舞台で、早乙女さんも出演されていました。その時の衝撃は今も鮮明に覚えています。こんなにも殺陣が美しく、髪の毛の一本一本先まで神経が通っているような所作の出来る人が存在するんだなと、その頃から実は早乙女さんの隠れファンです。そんな憧れの方と立ち回りが出来るだなんて、恐縮と感動でしかなかったです。

今回ご一緒させて頂き、早乙女さん自身の常に謙虚で好奇心に満ち溢れたお人柄が更に殺陣を華やかに、艶やかにされているんだなと思いました。

ドラマ「封刃師」の一番の魅力は、役者の皆様もスタッフの皆様も共通して、自分自身の個性を貫き、追求し、磨き続け、信じる力を持った真の強さと想いの詰まったメンバーが集まる最強の作品だと思っております。是非まばたき少なめで観て頂きたいです。

■坂口拓

悟堂真は、穢刃に侵され己を無くした男と思いきやまた裏がある……それが面白い。脚本の面白さは勿論ですが、それを彩る俳優陣が脚本にそれぞれの色をつけて映像にしている感じが面白さのひとつです。早乙女さんの綺麗な立ち回りと私のリアルアクションの融合を楽しんで頂きたいです。

■早乙女太一

山本千尋さんの武術太極拳の映像を前から拝見していて、その美しさと力強さにとても感動したのを今でも覚えています。いつか共演させて頂きたいと前々から思っていたので、今回は少しではありましたが共演させて頂き光栄に思います。坂口拓さんはリアルを追求されている方だという事を、今回共演させて頂き、肌で実感する事ができました。後半怒涛の展開が待っておりますので、お楽しみ下さい。