GMOインターネットグループは2月16日、中高一貫校生・高校生向け学習塾「個別指導塾WAYS」を運営するメイツが実施した「大学受験とプログラミングに関する調査」の結果を発表した。調査は1月11日〜22日、塾生で中高一貫校に通う中学生1,026人を対象にインターネットにより行われた。
まず、現在希望している最終学歴について聞いたところ、53.3%が「まだ決めていない」と回答。進路を決めている生徒の中では、「4年制大学」が36.4%で最多となった。「大学院」(8.9%)と合わせると、進路決めをする生徒のほとんどが大学への進学を希望している事が分かった。
次に、大学進学を希望している中学生を対象に、「大学受験対策を開始する時期」を調査。その結果、「高校1年生」が52.8%、「高校2年生」が33.9%となり、合わせて86.7%が「高校1・2年生」で大学受験の対策を開始しようと考えている事が判明した。
2021年よりセンター試験に代わって「大学入学共通テスト」が導入されている事については、81.1%が「知っていた」と回答した。さらに、2025年より「大学入学共通テスト」に「情報」の教科が採用される事については、64.9%が「知らなかった」と答えている。一方で、知っていた人も35.1%いた。
続いて、「これまで学校以外の場で、プログラミングを自身で学んだり、習ったりした経験はあるか」と質問。すると、「経験がある」という回答は32.6%であった。
今後プログラミングを習ってみたいかどうかについては、61.3%が「習ってみたい」と答えている。また、プログラミングが将来必須のスキルとなると思うかどうかについては、29.8%が「とてもそう思う」、60.6%が「そう思う」と回答。合わせて90.4%がプログラミングは将来必須のスキルであると考えている事も分かった。