近畿日本鉄道は、夜間の線路保守などで活躍する作業用機械車を集めた「~線路ではたらく車両大集合~ 作業用機械車撮影会」ツアーを3月20日に宮津車庫で開催すると発表した。

  • 撮影会ツアーで見学・撮影できる作業用機械車の一部

当日は、工事の材料など載せた車両を牽引する「モーターカー」、レールや枕木を運ぶ「材料運搬トロリー」、最長200mのレールを運べる「ロングレール運搬トロリー」、走行しながら線路の状態を調べる「高速軌道検測車」、道路と線路の両方を走行できる「軌陸車」など、普段は目にする機会の少ない作業用機械車が宮津車庫に集結。マルチプルタイタンパーによる道床突き固め作業、20トン型モーターカーとレール運搬トロリーによるレール積卸作業などの実演も行う。保守作業を担う係員から夜間工事や作業用機械車両について話を聞くこともできる。

事前申込制で500人を募集し、時間帯を分けて100人ずつツアーを実施する。大人のみで参加する場合の旅行代金は1人1万円、こども連れや家族で参加する場合の旅行代金は大人1人6,200円・こども1人3,800円。こどものみの参加は不可となる。近鉄公式サイト内「おすすめのツアー」ページで受け付けている。