ケンコー・トキナーは2月18日、軽量コンパクトなカメラ用ジンバル「MOZA AirCross 3」を発売した。価格はオープンで、スタンダードキットの店頭予想価格は82,800円、フォローフォーカスコントロールが付属するプロフェッショナルキットが108,000円。
フォルダブルデザインを採用し、多彩なモードへと変形するミラーレスカメラ用ジンバル。LEDライト、マイク、三脚、ハンドルなどをセッティングして、使いやすいようにカスタマイズできる。
形態としては、一般的な使い方の「クラシックモード」、吊り下げ状態で低い位置から撮影する「スリングモード」、片手でハンドルを持ちつつもう片手で水平ハンドルを握って安定性を高める「デュアルハンドルモード」など。「グリップエクステンションモード」では、MOZA Slypodシリーズ(電動スライダー)と連携することで、3軸ジンバル+スライダーとして活用できる。
強力なモーターとDeep Redアルゴリズムによって、動きの精度と安定性が向上。クイックリリースプレートは構造を見直し、ワンタッチで縦位置・横位置を切り替えられるようになった。バッテリーは3,500mAhと大きく、20時間の連続動作が可能。充電時間は約1.4時間(18W急速充電時)。
無線接続方式はBluetooth 5.0で、対応積載重量は300g~3.2kg。1/4インチ三脚ネジ穴×3、アクセサリーシューマウント×2を備える。持ち運ぶときはA4サイズに折りたたみ可能。本体サイズは、展開時がW170×D190×H310mm、折りたたみ時がW52×D225×H270mm、重さは1.3kg(本体のみ)。