コロナは2月17日、太陽光発電の余剰電力を有効活用する電気給湯器エコキュート「AY5シリーズ」(20機種)を発表した。一般地仕様(-10℃対応)が11機種、寒冷地仕様(-25℃対応)が9機種となり、それぞれに無線LAN対応インターホンリモコンのセットと、無線LAN非対応インターホンリモコンのセットを用意。都合20機種40モデルとなる。一般地用を2022年6月から、寒冷地用を7月から順次発売する。希望小売価格は、無線LAN非対応のモデルが1,007,600円から、無線LAN対応のモデルが1,018,600円から。
AY5シリーズではスマートフォンとの連携を強化。スマートフォン専用の「コロナ快適ホームアプリ」に、「ソーラーモードアプリ」を新たに搭載している。これにより、太陽光発電の余剰電力を利用してエコキュートでお湯を沸かす機能を、スマートフォンから設定できるようになった。HEMS(Home Energy Management System)を導入しなくても、クラウドの天気予報をもとに最適な沸き上げ運転を自動で行う。
アプリやリモコンから操作して、生活用水をエコキュートの貯湯タンクや浴槽内に貯めることも可能になった。停電や断水の発生が予測される前にユーザー自身の判断によって、お風呂の浴槽に生活用水を確保したり、停電に備えてお湯を作って満タンにしたりできる。