Teamsのチャットの削除方法とは? 相手側への通知や復元方法も

Teamsなどのチャットツールでは、気を付けていても誤字脱字があったり、別の人へ送るはずのメッセージを送ってしまったり、ミスは起こるものです。ミスに気付いたらすぐに削除したいですよね。

本記事ではTeamsのチャットメッセージを削除する方法や復元する方法、チャットそのものを削除する方法をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

Teamsのチャットメッセージの削除方法

まず、Teamsのチャットメッセージの削除方法をご紹介します。送信したメッセージに誤りを見つけた場合は、この方法で削除して新しいメッセージを投稿しましょう。

Teamsのチャット内の削除したいメッセージを選択して「…」をクリックします。表示される項目から「削除」を選びます。削除されたメッセージは自分のTeams上では「このメッセージは削除されました」と表示されます。

なお、本来削除すべきでないメッセージを誤って削除してしまった場合、「このメッセージは削除されました」の隣に表示される「元に戻す」を選択すればOKです。

Teamsをスマホやタブレットなどのモバイル版で使用している場合も、操作方法は同じです。削除したいメッセージを選んで「…」を選択します。

なお、モバイル版ではメッセージを削除しても「このメッセージは削除されました」は表示されません。「元に戻す」の表示もありませんので、メッセージを復元することはできません。注意しましょう。

Teamsのチャットメッセージを削除したとき、本人の画面では「このメッセージは削除されました」と表示されます。ただし、本人の画面のみで相手側には表示されません。

ただし、以下のパターンでは相手側にメッセージを削除したことが表示されることがあります。

最新のメッセージを削除した場合
チャットのタブに「このメッセージは削除されました」と表示されます。新しいメッセージが投稿されたらこの表示は消え、新しいメッセージに差し替わります。
バナー通知などでは表示される
相手側が、チャットメッセージを投稿した時点のバナー通知などを見た場合、チャットを開いて見て新しいメッセージが投稿されていないと「削除したのかな」と察することはできます。なお、バナー通知はメッセージを削除した時点で消されます。

次に、Teamsのチャットそのものを削除する方法を紹介します。
Teamsを個人アカウントで使用している場合、以下の手順で1対1、グループ、会議のチャットを削除することができます。

1) デスクトップ版やブラウザ版では、チャットのタブにカーソルを合わせ「…」を選択します。iOSの場合は左にスワイプ、Androidの場合は長押しします。

2) 表示された項目から「チャットの削除」を選びます。確認画面が出たら「はい、削除します」を選択します。

3) その後、チャットから退出すると、チャットは削除されます。

Teamsのチャットを削除しても、相手側には削除したことは表示されません。相手は今まで通りチャットにアクセスでき、メッセージを閲覧したり投稿したりすることができます。

反対に、チャットを削除した本人は、そのチャットにアクセスしたり、過去のメッセージを閲覧したりすることはできなくなります。また、一度チャットを削除したユーザーであっても、検索して再度チャットでメッセージを送ることは可能です。

組織アカウントのTeamsを利用している場合、チャットを削除できるのは権限をもつ「チーム所有者」あるいは「IT管理者」のみです。

Teamsのチャットは削除する以外にも、「非表示」や「ミュート」の設定にすることができます。削除はしたくないけれど、チャットの頻度が少ない、または重要性が低いという場合にはこちらを使うとよいでしょう。

非表示
「…」から「非表示」を選択します。Teams上ではそのチャットは非表示になりますが、チャットの参加者が何か新しいメッセージを投稿すれば再び表示されるようになります。
ミュート
「…」から「ミュート」を選択します。Teams上にチャットは表示され、新しいメッセージが投稿されれば今まで通り閲覧することはできますが、通知はされなくなります。