TwitterのDM、削除したいのは自分の端末から? 相手の端末から?
「TwitterのDMを削除したい」という場合、自分のアカウントのDMタブに表示されているものを削除したいのか、相手の画面に表示されないよう削除したいのかによって答えは変わります。結論を先に述べると、TwitterのDM(ダイレクトメッセージ)は自分の端末から消去することは可能ですが、LINEの「送信取消」機能のように相手側の表示まで消すことはできません。
Twitter DMを自分のアカウントから削除する方法
ここでは、自分のスマホやPCに表示されているTwitter DMを削除する方法を紹介します。特定の投稿を一つずつ削除したいのか、相手アカウントとのDM履歴を一括削除したいのかによって、手順は異なります。
TwitterのDMを個別に削除する方法
はじめに、特定のTwitter DMを一つずつ削除する方法を説明します。Twitter公式アプリではiPhone版、Android版とも共通の手順です。
TwitterのDM履歴(会話)を一括削除する方法
次に、特定のアカウントやグループとのDM履歴(会話)をまとめて削除する方法を説明します。こちらは、iPhone版のTwitter公式アプリとAndroid版とで手順が異なります。
DMを削除しても、相手には通知されない?
一通のDMを削除した場合でも、アカウントのDM履歴(会話)ごと一括削除した場合でも、削除したことは相手に通知されないので、バレる心配はありません。また、DM履歴(会話)を一括削除したことによって、相手とのフォロー関係が外れることもありません。
一度削除したDMは復元できない?
TwitterのDMは、自分から送ったDM、相手から届いたDMとも、自分のアカウントで削除操作をした後に復元することはできません。「後から戻せばいいや」という考えは通用しないので気をつけましょう。
Twitter DMは相手の画面から削除不可
TwitterでDMを削除しても、自分のアカウントのDM履歴から消去されるだけで、相手の環境には残ります。DMを削除するときに現れる確認ダイアログには、「会話に参加している他のアカウントでは引き続きこのメッセージを(この会話を)表示できます」と記載されています。
以下、実際に検証した結果を掲載します。DMを削除した後でも、相手アカウントには残っていることがわかります。
日本語版のTwitterに「送信取消」機能はない?
LINEには「送信取消」という機能があって、自分が誤って送ったメッセージを相手側のトーク画面からも削除することが可能です。そのため、「Twitterでも可能では?」と期待しがちですが、日本語版のTwitterにはLINEの送信取消にあたる機能は備わっていません。
相手をブロックしても、過去のDM履歴は消去されない?
Twitterで相手アカウントをブロックすれば、相手とのDMのやり取りも消えるのでは? という質問に対しての答えは「ノー」です。ブロックすると、相手からも自分からも新たにDMを送ることは不可能になりますが、相手のTwitter画面から過去のDM履歴が削除されることはありません。
(参考)Twitter BlueにはUndo機能がある
前々項で「日本語版の」とわざわざ記載したのは理由があってのことです。現在、米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドのiPhone版Twitter公式アプリで提供されている有料サービス「Twitter Blue」では、「Undo」という名称のツイート取り消し機能を利用できます。
Twitter BlueのUndoは、自分がこれから投稿するツイート、返信、スレッド、引用ツイートに対して、標準30秒(最大60秒)の間「Undo」ボタンを表示して、公開する前に内容を修正したり、削除することを可能にした機能です。Undo機能はDMでは利用できませんが、将来的に適用されることを期待したいところです。
まとめ
通常のツイートであれば、自分で削除すれば全ユーザーのタイムラインから消去することが可能ですが、DMは一度送信してしまうと相手の環境から消すことはできません。記事中でも触れましたが、LINEの送信取消にあたる機能は、Twitterでは提供されていないことを覚えておきましょう。