富士急行は、2022年3月12日に富士急行線のダイヤ改正を行い、2020年4月から運休していた「フジサン特急」を土休日限定で運転再開すると発表した。

  • 土休日ダイヤで運転を再開する「フジサン特急」

「フジサン特急」の運転再開後の発着時刻は、下りが大月駅12時48分発・河口湖駅13時40分着と大月駅15時52分発・16時47分着、上りが河口湖駅11時10分発・大月駅11時58分着と河口湖駅14時0分発・大月駅14時48分着。「フジサン特急」が1日2往復運転するため、土休日の特急列車はこれを含む1日8往復体制となる。「フジサン特急」の運転再開にともない、2月17日10時から1号車指定席の予約受付を開始している。

「富士山ビュー特急」はダイヤ改正後もこれまでと同じ1日2往復体制で運転。観光列車「富士登山電車」は引き続き当面運休とする。

ダイヤ改正ではその他、利用者の要望を踏まえ、終電時刻の繰下げを実施することとなった。大月駅では河口湖行の終電の発車時刻が現行の22時52分から23時10分に繰り下げられ、これにより新宿駅22時0分発の特急列車を利用した人も大月駅で富士急行線の下り最終列車へ乗り換えられるようになる。河口湖駅では、大月行の発車時刻を現行の20時52分発から21時13分発、現行の21時52分発から22時10分発にそれぞれ繰り下げる。