大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)の新キャストが17日に発表され、市原隼人、柿澤勇人、尾上松也の出演が明らかになった。
三谷幸喜氏が脚本を手掛ける本作は、源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男、二代執権・北条義時の物語。華やかな源平合戦、その後の鎌倉幕府誕生を背景に、権力の座を巡る男たち女たちの駆け引きを描く。小栗旬が主人公・北条義時を演じている。
市原は、北関東を治める御家人・八田知家、柿澤は、源頼朝(大泉洋)の次男・源実朝、松也は後白河法皇の孫・後鳥羽上皇を演じる。大河ドラマへの出演は、市原は2回目、柿澤は3回目、松也は5回目。
3人のコメントは以下の通り。
■市原隼人
生々しい泥臭さと人間臭さをまとい、いまだ多くの謎に包まれている十三人の合議制の一人の武将、八田知家を演じさせていただきます。
このたびの大河ドラマで三谷さんが八田の歴史を記すと言っても過言ではありません。私自身、楽しみにしております。日本人として歴史ものの作品に携われる喜びをかみしめながら、いま一度わびさびの心を見つめ直し、参加させていただきます。
■柿澤勇人
毎週、僕も本当に楽しく『鎌倉殿の13人』を拝見していますし、僕の実朝が登場するころには、僕もこのドラマにより貢献できるように、たくさん資料を読んで新しい実朝として頑張りたいと思っております。そうそうたるメンバーの方々がそろっております。一方でこれまで共演した方もたくさんいらっしゃるので、心強いなと思いますし、初めての方ももちろんたくさんいらっしゃるので、そういった出会いを大切に、感謝しつつ刺激を受けて僕も成長できたらと思います
■尾上松也
小栗旬さんがこの大河ドラマに主演されると聞いたとき、ふだんから仲良くさせていただいている身として非常にうれしくて、ドラマを楽しみにしていたところもあります。ちょうど小栗さんがこのドラマの出演が決まったときに、たまたま電話でお話しさせていただく機会があり「『鎌倉殿の13人』で何か一緒にやりたいね」なんて話も実はしていました。でも13人の中に私の名前はなく、正直憤りを感じていたわけですが(笑)、まさか最後の最後に後鳥羽上皇としてお話をいただけるとは思ってもいなかったので、非常にうれしかったです。
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