ベビカムは、妊娠・育児中のママ向けオンラインカウンセリングサービスを提供するCounteと共同で「子育て中の悩みの実態調査」を実施し、その結果を2月17日に発表した。調査は1月24日~2月1日の期間、サイト「ベビカム」にて妊娠・育児中の男女194名を対象に行われた。
はじめに、3歳児までの子育てで1番のストレス要因を尋ねると最多は「忙しさで1人の時間が取れない・休めない(75%)」、次いで「イヤイヤ期や大きな泣き声などの、子供から受けるストレス(40%)」、「パートナーの協力が不十分(39%)」と続いた。
次に専業主婦と共働きの親それぞれに、子育てを通じて感じるストレスの大きさを10段階で表してもらった。すると、専業主婦は共働きの親よりも、子育てにおけるストレスを強く感じている傾向がみられた。
続いて専業主婦と共働きの親それぞれに、育児をしていて楽しさや幸せを感じるかどうかを10段階で表してもらうと、専業主婦は共働きの親よりも、子育てに対して幸福を感じにくいという傾向があったという。
共働きの家庭は実働では忙しい一方で、ストレスなどメンタルヘルスの面においては、他者とコミュニケーションを取ることで気分転換が可能であり、「産後うつ」へのリスクも低減され得る可能性があると考察している。