お笑い芸人・もう中学生が、ディズニー&ピクサー最新作『私ときどきレッサーパンダ』の日本版声優を務めることが17日、発表された。メイが通っている中学校にいる“とあるキャラクター”を演じる。また、もう中学生が、“もう中ワールド”全開で本作の魅力を紹介する特別解説映像も公開された。
本作は、“ときどきレッサーパンダになってしまう女の子”を描く物語。3月11日にディズニー公式動画配信サービス・Disney+(ディズニープラス)にて独占配信開始となる。
母親の前ではいつも“マジメで頑張り屋”のいい子だが、友達とハメを外して遊んだりする明るい自分を母親に秘密にしているティーンエイジャーのメイは、ある出来事をキッカケに自分を見失い・・・なんとモフモフなレッサーパンダになってしまう。そんな奇想天外なストーリーの本作の日本版声優のひとりに抜てきされたのは、独特な世界観で再ブレイク中の“もう中”こと、もう中学生。特別映像では、本編シーンとともに、もう中学生が本作の魅力を紹介している。
明るく楽しく解説していきながらも、メイに対しちょっぴり過保護気味な母親の姿が映ると「メイちゃん、“もう中学生”なのにね~~」と付け加えたり、「メイちゃんがんばりすぎないで~~」「すっごいモッフモフだねぇ~~」と独自の合いの手も入れていく。物語は、メイの姿を通して「本当の自分らしさとは?」という誰もが一度は悩むテーマについて描かれ、家族や友達との絆も感じさせてくれる。「僕もラストシーンは思わず涙が溢れてポロリ、ポロリ」と、感涙必至な展開が待ち受けていることを示唆しつつも、最後は“もう中ワールド”全開に締めくくった。
主人公が中学生になったばかりのメイにちなんで、声優としても特別出演となったもう中学生が挑むのは、中学生役・・・ではなく、メイが通っている中学校にいる“とあるキャラクター”。声優決定の知らせを聞いた時の気持ちについて、「決まった時はちょうどカレーを食べていたのですが、中辛が甘口になったぐらい、パーッと甘い気持ちになりました」と独特な表現で説明した。
メイと同じティーンエイジャーの頃の悩みを聞かれると「思春期は、“作りたてのサンドイッチって、なんでこんなにふっくらしてるんだろう”“新しい畳って、なんでこんなにニオイが若いんだろ”とか、本当に色んなことで悩んでましたね」と答えた。
そして、本作の魅力を「ちょっと泣いてしまうぐらい感動もしましたが、それだけじゃなくて、自分の中で悩んでいたことがホワンホワンって消えていって、映画を通して、全て“大丈夫だからね”と言ってくれたような気がしました。自分の人生だったり、お笑いにも活きてくる作品でしたね」と語った。
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