ネクストレベルが運営する縁結び大学は2月14日、「『結婚したくない理由』と『結婚したい女性の条件』」に関する調査結果を発表した。同調査は2021年11月12日~15日、独身男性177人に対象に、インターネットで実施した。
男性の年収別に、結婚したいと思うか尋ねたところ、年収100~299万円の男性は7.0%が「ある」と回答した。300~499万円の男性では25.0%、500~699万円の男性では28.6%、700~999万円の男性では40.0%が「結婚したい」と答えている。一方、結婚願望が「ない」と回答した男性の割合は、年収100~299万円が36.6%と最も多く、300~499万円で25.0%、500~699万円で14.3%と、年収が上がるごとに結婚願望がない男性の割合は低くなった。
「結婚願望がない」と回答した人に、男性が結婚に前向きになれない理由を尋ねたところ、最も多い理由は「自由な時間が減るから」(23.4%)で、「家庭に責任を持てない」「経済的に家族を養えない」(各17.0%)が続いた。
結婚に前向きになれない理由を年収別で比較してみると、年収100~299万円の男性で最も多い理由は、「経済的に家族を養えない」(25.0%)だった。次いで「自由な時間が減るから」「家庭に責任を持てない」(各20.8%)が続く。
年収300~499万円の男性で最も多い理由は、「自由な時間が減るから」(26.3%)で、「お金を自由に使えなくなるから」「結婚が良いと思えない」(各15.8%)が続いた。年収100~299万円の男性とは異なり、自由を失うことや結婚をよいと思えないことを挙げる声が目立った。
年収500~699万円の男性では、「家庭に責任を持てない」「お金を自由に使えなくなるから」(各50.0%)の2つに意見が分かれた。年収700~999万円の男性も「自由な時間が減るから」「趣味の時間を持ちたいから」(各50.0%)と分かれる結果となっている。
結婚願望がない男性が求める女性の条件について年収別に見てみると、年収100~299万円では「年収が高い女性」(24.0%)が最も多かった。年収300~499万円の男性では、「束縛しない」(31.3%)、「互いに干渉しない」(22.0%)が高くなっている。
年収500~699万円の男性では、「互いに干渉しない」「週末婚である」「財布が別」(各33.3%)が同率1位だった。年収700~999万円の男性の場合は、「自分の趣味に理解がある」「気を使わない相手」(各50.0%)の2つに意見が分かれた。
現在交際相手のいる独身男性に、もし彼女から結婚したいと伝えられたらどうするか聞くと、「喜んで結婚する」「結婚について前向きに考える」という回答が最も多かったのは、「年収700~999万円」の男性だった。次いで「100~299万円」、「500~699万円」、「300~499万円」という結果になった。