コシナは、ニコンZマウントを採用するDXフォーマット(APS-Cセンサー搭載カメラ)向けの交換レンズ「NOKTON D35mm F1.2」を発表した。3月中の発売を予定しており、希望小売価格は91,300円前後。
ニコンとのライセンス契約のもと、開発・製造されたZマウントレンズ。光学設計をZマウントボディのイメージセンサーに最適化したほか、電子接点も搭載。対応するボディで最新ファームウェアを適用することで、Exif情報の伝達やボディ内手ブレ補正、ピントあわせのサポート機能も利用できる。
レンズ構成はトラディショナルなダブルガウス式で、異常部分分散ガラス1枚を含む6群8枚。F1.2の明るさで開放絞りから安定した描写力を実現し、なめらかで大きなボケ味が楽しめるという。鏡筒は総金属製で、デザインは昭和40年代の交換レンズ「SLシリーズ」のスタイリングに準拠。ピントあわせではヘリコイドリングのシルキーな操作感を味わえるとしている。
- 対応マウント:ニコンZマウント
- 焦点距離:35mm(フルサイズ換算53mm)
- 絞り羽根:12枚
- 絞り:F1.2~F16
- レンズ構成:6群8枚
- 最短撮影距離:0.3m
- 最大撮影倍率:1:6.7(フルサイズ換算1:4.5)
- 最大径×全長:65.8×41mm
- 重さ:230g