大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)の新キャストが16日に発表され、坂口健太郎、瀬戸康史、堀田真由の出演が明らかになった。坂口と堀田は大河ドラマ初出演、瀬戸は3回目となる。

  • 坂口健太郎
  • 瀬戸康史

三谷幸喜氏が脚本を手掛ける本作は、源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男、二代執権・北条義時の物語。華やかな源平合戦、その後の鎌倉幕府誕生を背景に、権力の座を巡る男たち女たちの駆け引きを描く。

坂口は、主人公・北条義時(小栗旬)の最愛の息子・北条泰時、瀬戸は義時の異母弟・北条時房、堀田は義時の正室・比奈を演じる。

3人のコメントは以下の通り。

■坂口健太郎
北条泰時、義時の息子として、いろんなものを、もちろん現場でもそうだし、歴史の中の泰時という人物をすごく丁寧に自分のなかで温めながら、皆さんに楽しく見てもらえるような泰時として演じたいと思っています。大河ドラマは僕の中ですごく大きな核があるドラマだと思っていますので、『鎌倉殿の13人』の登場人物のひとりとして、丁寧に丁寧に演じていきたいと思います。
先輩としていろいろなところをまねしたりとか、盗むっていう言い方が合っているかわからないんですけど、今回僕は小栗さんとご一緒すること自体初めてなので、役柄の中で息子としてもいろいろなものをちょっとまねてみたり、盗んでみたり。本当の父と子じゃないですか。だからそれを現場でも感じながらお芝居できるといいなと思いますね。

■瀬戸康史
今回、小栗旬さん演じる北条義時の弟ということで、もうその時点でものすごく楽しみであるというところがあって、役が決まったときは本当にうれしかったです。三谷幸喜さんとは映像では初めてになるでしょうか。舞台では何度もご一緒させていただきました。僕が演じる時房は、本当にチャーミングな人物ですね。最初こそちょっとほわっとしていて、「この子大丈夫かな?」と思うところもあるんですが、のちのち、どんどん時代にもまれていって成長していく姿を皆さんに楽しんでいただければうれしいです。
今までの大河ドラマとは違った感じがするというか、いい意味で今っぽい感じがして、スッと入り込めると感じました。そしてもう本当に、画面の中で暴れまわるいろいろな人たちを見るのが毎回楽しみです。時房は父・時政のあのちょっと抜けた感じを受け継いでいるのかなとか思ったりもします(笑)

■堀田真由
脚本の三谷幸喜さんとお仕事をご一緒させていただくのは今回で2回目。チーフ演出の吉田照幸さんとは3回目になります。このお二方とまたお仕事できること、とても光栄に感じております。
比奈は比企一族の娘で、北条義時の正室です。当時「権威無双の女房」と呼ばれていて、大変な美貌の持ち主だったといわれています。『鎌倉殿の13人』に登場する比奈は、コロコロと表情が変わる魅力的な人物になっています。
そんな比奈という人物を演じることになり、私自身、日々気を引き締めながら撮影に臨んでおります。私自身もいち視聴者として作品を楽しみに見ているのですが、殺伐とした時代でありながらも、三谷さんの描かれるコミカルな時代がとても温かく、私自身も『鎌倉殿の13人』のキャストの一人になれること、とても嬉しく思います。

  • 堀田真由

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