テレビ朝日系スペシャルドラマ『津田梅子 ~お札になった留学生~』(3月5日21:00~)の記者会見が都内某所で行われ、広瀬すず、池田エライザ、佐久間由衣、内田有紀が登壇した。
最近情熱をもって取り組んでることについて聞かれると、広瀬は「2~3日前から本格的にやろうと思い立って、料理をしています。一度目の緊急事態宣言のときは毎日3食作っていたのですが、現場に入ってからは作らなくなってしまって。でも、最近お母さんのカレーが食べたいなと思ってレシピを聞いて作ってみたら、また料理をしたいという意欲がわいてきました」と料理への情熱を挙げ、「作るのはお肉料理とか。毎日自分で作ったものを食べて、次の日は残ったものを食べたりしています」と明かす。
役作りでアクションに挑戦している池田は「自分の体がかたいことに気付いたんです。なるべく怪我をしないように体を柔らかくしたいのですが、あまりにもかたくて。前屈をしても、つまさきが遠すぎて挫折しそうです」と語った。
2~3年前から乗馬を趣味としている佐久間。「馬が大好きで、天気が悪くて乗れない日も馬小屋の掃除に行ったりしています。乗馬のスキルを上達させたいのですが、私は運動神経が本当に悪いので、乗馬の先生にも馬が可哀想だと言われてしまいます。うまく乗れないときは悔しくて涙するくらい、熱血派のスポーツなんです」と熱弁した。
内田は「クランクアップでお花をいただいたとき、いつも家に飾るのですが、最後まで元気なお花は生けるようにしています。自分でいうのもなんですが、すごくキレイに生けられるので、華道をやろうかなと思っています」と意欲を見せた。
明治という激動の時代、日本初の女子留学生としてアメリカに渡り、のちに女子教育の先駆者として活躍した津田梅子(幼名・梅)の青春を描いた同作。11年間という長い留学生活で英語や先進文化を身に着けたものの、当時の日本は絶対的な男性上位社会で、帰国後は働く場所すらなく現実にぶつかる梅を広瀬が、そんな梅を力強く支える友人の山川捨松を池田が、永井繁を佐久間が演じる。内田は、娘を愛しながらも西洋式の考えを身に着けて帰国した梅の心情を理解しきれない梅の母・初役で出演する。