テレビ朝日系スペシャルドラマ『津田梅子 ~お札になった留学生~』(3月5日21:00~)の記者会見が都内某所で行われ、広瀬すず、池田エライザ、佐久間由衣、内田有紀が登壇した。
明治という激動の時代、日本初の女子留学生としてアメリカに渡り、のちに女子教育の先駆者として活躍した津田梅子(幼名・梅)の青春を描いた同作。11年間という長い留学生活で英語や先進文化を身に着けたものの、当時の日本は絶対的な男性上位社会で、帰国後は働く場所すらなく現実にぶつかる梅を広瀬が、そんな梅を力強く支える友人の山川捨松を池田が、永井繁を佐久間が演じる。内田は、娘を愛しながらも西洋式の考えを身に着けて帰国した梅の心情を理解しきれない梅の母・初役で出演する。
ストーリーにちなみ「結婚か仕事か選択肢を迫られたときの決断」について聞かれると、「わがままなので分かりませんって言うと思います」と広瀬。「『自分のことは自分で選ぶ』という台詞があって、現代人の私にとっては当たり前のことだから人に決められるのは……と思うんですけど、梅という役について改めて色々考えるきっかけになった」と台詞を振り返りながら「両方大事にしたいです、ふふ」と笑顔を浮かべた。司会を務めていた弘中綾香アナウンサーが「どちらか選ぶという時代でもないですよね」とコメントすると、広瀬も「そうですよね」と同意した。