テックオーシャンは2月16日、「23卒理系学生の就活」に関する調査結果を発表した。調査は2021年11月19日~12月3日、『TECH OFFER』に登録する理系学生(23卒学部生、大学院生)564人人を対象に行われた。
調査結果は以下の通り。まず「オンライン/対面別では何社のインターンシップに参加しましたか」と聞くと、オンラインで「4社以上のインターンシップに参加した学生」が半数以上だった。
また、「インターンシップは、半日/1日タイプ、2~3日タイプ、1週間程度タイプ、2週間以上のタイプのどれが最も望ましいですか」と聞くと、「半日/1日タイプ」(35.1%)、「2~3日タイプ」(43.1%)、「1週間程度タイプ」(17.2%)、「2週間以上のタイプ」(4.6%)だった。
次に、「希望する企業規模」を尋ねると、「絶対大手に行きたい」(25.0%)、「できれば大手企業に行きたい」(52.8%)、「中堅企業に行きたい」(6.2%)、「中小企業に行きたい」(1.1%)、「企業規模は問わない」(14.9%)となっている。
なお、大手企業希望の学生からは、「研究職を志望する上で、研究を行うなら大手がいいと考えるため」「転職などで有利になるから」「ブランド名で親を安心させたいから 修士まで行ったのである程度のとこには行きたい」などの声があった。
続いて、「どのような専門性を活かして働きたいと思いますか」と聞くと、「学部や大学院の専攻で培った知識を活かしたい」(42.6%)、「専門性ではなく、これまでに培ったPCスキルや論理的思考力などを活かしたい」(19.7%)、「研究活動で培った知識や経験を概ねそのまま活かしたい」(18.3%)、「明確なイメージはなく理系であることを活かしたい」(10.3%)、「専門性や理系の特徴を活かしたいと思わない」(8.2%)、「その他」(1.1%)となっている。
さらに、「就職先を決めるうえで重視したい点をお教えください」と聞いたところ、「安定性」(69.3%)、「福利厚生」「事業内容」(61%)がトップスリーという結果だった。